強豪・日体大に敗北するも奮闘/関東学生1部リーグ戦

2025.05.18

 黒星が続くリーグ戦、3戦目の相手は連戦連勝の強豪・日体大。第1Pこそ得点できず相手の勢いに押されるも、第2Pからは徐々にペースを取り戻した。第4Pでは相手を上回る得点をするなど意地を見せ、コールド負けをまぬがれた。敗北したものの、明大の強みを感じられる試合となった。

◆5・10~6・22 関東学生1部リーグ

▼5・17 対日体大戦(専大生田キャンパス)

明大11{0-8、4-7、3-6、4-3}24日体大〇

 第1Pは苦しい展開に。「連続失点して最初は雰囲気が悪かった」(筒井将登主将・営4=明大中野)。日体大の勢いに押され一挙8得点を許してしまう。なんとしてでも得点したい明大は続く第2Pで宇津野貴大(営4=明大中野)の得点を皮切りに4点を追加。「課題だった退水の決定率が上がった」(筒井)。一方の日体大も勢いを失うことなく7得点。点差は一向に縮まらない。

 後半第3Pからは明大が意地を見せる。あと1点でコールド負けという窮地に立たされるも、坂根健太(政経2=明大中野)がシュートを決め危機を脱する。その後は得点の取り合いが続いた。「決められて良かった」と振り返る南泰成(法1=明大中野)のコートのセンター付近からの華麗なシュートも炸裂し、第3Pを耐え抜いた。

 そして迎えた最終第4P、明大のディフェンスが光った。ゴールキーパーの兼元翔安(文4=修道)は何度も相手の強烈なシュートをセーブ。攻撃面でも宇津野が今試合二度目の得点を挙げるなど、日体大を上回る4得点を決めたが試合には11―24で敗れた。

 次節は中大との一戦。「中大のやりたいことは分析できている。絶対に負けられない試合なので勝ちきりたい」(筒井)と意気込む。序盤から流れを渡さずにリーグ戦初白星をつかみ取りたい。

 [川村暖]

試合後のコメント               筒井主将                  ――今日の試合を振り返っていかがでしたか

 「立ち上がりがどうしても相手の速いのに慣れてなくて連続で失点してしまって、最初は少し雰囲気が悪かったんですけど、後半から攻め方を工夫して色々なバリエーションを出せたので、そこは後半は良かったのかなと思ってます」

――日体大と対戦する上でどのような準備をしましたか

「日体戦に向けては、僕らのやりたいことの確認ということで、僕らがしてはいけないミスをしないということを意識しました。例えばパスミスだったり、キープミスを絶対しないようにするであったり。相手のやりたいことをやらせないように、僕らのミスをなくすという練習をしてました」

                     ――試合に出る上で意識していることはありますか

 「1年生なのですが、萎縮しないで、みんなで先輩たちに声を掛け合いながら積極的にプレーしています」

――リーグ戦白星に向けての意気込みをお願いします

 「1年生であまり点を取るポジションではないのですが、ディフェンスやカウンターでチームに貢献していきたいと思います」