川津が200メートルで表彰台に 1部残留達成/関東学生対校選手権3・4日目

2025.05.14

 1部残留を懸けた関東学生対校選手権(関東インカレ)。男子1万メートルWで長田隼人(商3=松山工)が6位入賞、川津靖生(法3=明星学園)が男子1部200メートル決勝で3位入賞となった。明大は4日間で合計21点を獲得、13位で1部残留を果たした。

5・8〜11  第104回関東学生対校選手権(相模原ギオンスタジアム)
◆3日目
▼男子1部800メートル予選
2組 増子 1分52秒65 6着
5組 加世堂 1分53秒06 2着 準決勝進出

▼男子1部200メートル予選
1組 下野 DNS
2組 川津 21秒10 1着 準決勝進出
3組 鷹羽 21秒12 2着 準決勝進出

▼男子1部3000メートル SC予選
1組 小林 DNF

▼男子1部800メートル準決勝
1組 加世堂 1分59秒60 8着

▼男子1部1万メートル W決勝
長田 41分21秒76 6位
櫻井 43分16秒66 15位
小迫 42分39秒32 12位

▼男子1部4×400メートル R予選
1組 3分13秒07 4着 荒澤、原田、佐田、古俣

◆4日目
▼男子1部ハーフマラソン決勝
土田 DNS

▼男子1部200メートル準決勝
1組 川津 21秒01 1着 決勝進出
2組 鷹羽 21秒23 6着 

▼男子1部200メートル決勝
川津 20秒62 3位 

 大会も後半戦に突入した3日目。男子800メートル予選には増子風希(政経2=学法石川)と加世堂懸(商3=仙台育英)が出場。加世堂は2着でゴールし予選を突破したものの、続く準決勝のレースではタイムを伸ばせず、決勝に進むことはできなかった。男子1万メートルWでは、長田隼人(商3=松山工)がレース中盤まで先頭集団に食らいつき、最後まで粘りの歩きを見せ6位入賞。昨年度の同大会で優勝した近藤岬(理工4=十日町)主将を欠く中でも競歩ブロックの存在感を示した。男子4×400メートル R予選では、アンカーの古俣由人(法2=東京学館新潟)が追い上げを見せたものの、決勝進出には0.65秒届かず。予選で姿を消すことになった。

 1部残留が懸かった4日目。200メートル準決勝には川津靖生(法3=明星学園)と鷹羽柊弥(法4=盛岡四)が出場した。向かい風の中でも川津は終始危なげないレースを展開。1着でゴールし決勝進出を決めた。鷹羽は最後まで粘りを見せたものの、6着でフィニッシュ。2人での決勝進出はかなわなかった。そして迎えた200メートル決勝。川津は出だしから好調な走りを見せた。壮絶なデッドヒートの末、3位入賞を果たした。

 4日間に渡る激闘の末、明大は21点を獲得し13位で大会を終えた。大一番を乗り切り、1部残留を果たした。

[安田賢司、中村慈詠]

※レース後のコメントは、後日特集記事「紫子奮迅」にて掲載いたします。