
記録更新し8連勝!東海大に3―1で勝利/春季関東大学1部リーグ戦
連勝記録を伸ばすことができるかに期待のかかる8戦目は東海大と対戦。第1セットを奪われたものの、3セットを連取し勝利を収め、8連勝とリーグ後半戦に勢いをつけた。
◆4・12~5・24 春季関東大学1部リーグ戦(日体大健志台キャンパス他)
▼5・11 対東海大戦(キッコーマンアリーナ)
○明大3{27―29、26―24、25―19、25-21}1東海大
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
S近藤蘭丸(文4=東福岡)、OH佐々木駿(商4=土浦日大)、MB成村航希(政経2=東海大相模)、OP黒澤孝太(政経4=明大中野)、OH近藤大翔(政経1=日本学園)、MB渡邉健(政経3=日本航空)、Li磯脇侑真(政経3=東福岡)
第1セット
近藤大⇆前嶋悠仁(法4=日本航空)
第2セット
前嶋⇆ 荒井貴穂(法2=駿台学園)
序盤にリードした明大だが、中盤で逆転を許し8-13まで点差が開いてしまう。ここで前嶋が近藤大と交代しアタックとパフォーマンスで流れを変えた。連続ポイントを重ね終盤に23-23で同点に追いつくと、デュースにもつれ込む展開に。粘り勝ちたい明大だったが東海大がブレークし、第1セットを奪われた。続く第2セットは序盤に4-8と4点差をつけられた場面で荒井を投入し追い上げを見せる。「相手のキーマンのオポジットをしっかりマークし、ミドルのケアやレフトのブロックの位置取りなどを2週間かけて徹底して練習してきた」(近藤蘭)と対策が生き、デュースを制して26-24と第2セットを奪った。
第3セットは黒澤の強烈なスパイクや成村のクイックで確実に点を重ねていき、一度もリードを許さず25-19でセットを連取。さらに第4セット終盤では、控えに戻っていた近藤大がピンチサーバーとして交代し、見事なサービスエースを決める活躍を見せ、25-21で第4セットを取った。「第1セットを取られたが2、3、4セットを取り返し、気持ちが落ちることなく最後に勝ち切ることができたのは良かった」(成村)と第2セット以降で追い上げを見せた明大はセットカウント3-1で勝利を挙げた。
春季リーグ後半戦の山場の一つである東海大戦に勝利した明大。「選手層の厚さという誰が出ても強い明治を今日の試合で体現できた」(近藤蘭)と手ごたえも得た。春季リーグは残すところ3試合となり、さらなる強豪との試合が控える。これまでのリーグ戦での成長が試される戦いに注目だ。
[岩本文乃]
試合後のコメント
近藤蘭
――試合を振り返っていかがでしたか。
「第1セットは相手のサーブが走って少し苦しい展開でしたが、控えのメンバーが出たおかげで勢いがついて、普段通りの明治らしいバレーが展開できたと思います」
黒澤
――8連勝についていかがですか。
「しっかり勝てているのはすごくいいことだし、これからもっとどんどん強くなって気を抜かずにやっていきたいです」
荒井
――東海大の印象について教えてください。
「スパイカー全員の能力が高く、さらにセッターがすごく上手いので、守備などに関してはやりづらかったなと思いました」
成村
――今日見えた課題はございますか。
「Aパスの時のクイックはよく決まっていた印象ですが、ボールがネットから離れてレシーブなどが乱れた時の攻撃でミスが多かったので、そこはもっと練習しないといけないなと思いました」
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