
春リーグ2連勝! 圧倒的な強さで決勝リーグ進出/秩父宮杯関東大学アイスホッケー選手権
秩父宮杯関東大学アイスホッケー選手権(春リーグ)のトーナメント2回戦が行われた。対戦相手は日大だ。序盤に失点こそ許したものの、攻守で相手を圧倒し、11得点の快勝で決勝リーグ進出を決めた。
◆5・5~6・2 秩父宮杯関東大学アイスホッケー選手権(ダイドードリンコアイスアリーナ)
▼5・11 対日大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
◯明大11{2―1、5―0、4―0}1日大
昨日の神大戦に続き、この試合の主導権を握ったのも明大だった。開始39秒、ゴール側へ流れたパックをFW碇谷隼人(政経1=駒大苫小牧)が追い、ゴール前の混戦からFW井口藍仁(商4=埼玉栄)が流し込んで得点。その約4分後には数的優位のパワープレーの状態の中、相手陣地でパスを展開し、最後はFW柳田将真(政経1=駒大苫小牧)がゴールを決める。その約2分後にパスカットされたところから失点を許すも、2対1とリードした状態で第1Pを終えた。
迎えた第2Pは圧巻のゴールラッシュとなる。3分20秒にFW天明海太(商2=北海道清水)が遠距離から放ったシュートが相手GKの左腕をかすめて得点を奪うと、その18秒後にはFW寺内理雲(政経2=駒大苫小牧)が混戦の状態からパックを流し込んだ。その後も立て続けにゴールを決め、このピリオドだけで5得点を決める。完全に勢いに乗った明大は、第3Pも止まらず。開始1分14秒に井口、FW小桑潤矢(営2=埼玉栄)、碇谷の見事なパス回しで完全に相手を崩した形のゴールを決めると、その後もパワープレーなどで得点を重ね、終わってみれば11得点。守備面でも1失点を許した後はGK工藤授(政経1=駒大苫小牧)とディフェンス陣が安定した守りを見せ、相手を寄せ付けず。人数の少ないキルプレーでも相手にほとんど形を作らせなかった。
攻守で相手を圧倒し、2連勝で決勝リーグ進出を決めた明大。目標とする3冠に向けて好スタートを切った。まずは春リーグ制覇に向け、今後のリーグ戦でも相手を圧倒する。
[安田賢司]
関連記事
RELATED ENTRIES