
筑波大に大敗 リーグ戦初戦は黒星スタート/関東大学1部リーグ戦
リーグ戦が開幕した。初戦の相手は昨年度インカレ2位の筑波大。強敵相手に第1Pは一進一退の攻防を繰り広げる明大だったが、第2P以降は失点の連続となった。第4Pで反撃のシュートを重ねるも、中盤の大きな失点が響き、悔しくもリーグ戦初戦を勝利で飾ることはできなかった。
◆5・10~6・22 関東学生1部リーグ
▼5・10 対筑波大戦(東京アクアティクスセンター)
明大9{2―4、1―5、1―6、5―4}19筑波大◯
第1Pは両者互角の展開となった。先制点は筑波大に献上するも、開始4分40秒、筒井将登(営4=明大中野)主将がすぐさまシュートを決める。南泰成(法1=明大中野)もこれに続き、見事逆転。ところがその後は3ゴールを許し、2―4と追う展開に。
ここから追いつきたい明大。ところが苦しい展開が続いた。第2P開始3分、宇津野貴大(営4=明大中野)が華麗なシュートでネットを揺らすも、この得点を最後に5失点。「焦ってシュートを打ってカウンターを食らった結果、連続失点をしてしまった」(筒井)。完全に筑波大にペースをつかまれた明大は、第3Pでも形勢を立て直すことができなかった。宇津野、渡邊夢現(政経1=明大中野)を中心とした巧妙なパスプレーにより相手ゴールに攻め込むも堅固なディフェンスに阻まれ、シュートを決められず。しかし第3P残り1分42秒、ルーキーの和田晃弥(営1=明大中野)「僕はまだスタメンで出られていなくて、交代で入った時に点を決められるようにしようと思っていた」と見事起死回生のシュート。それでも6失点と大差をつけられてしまった。
迎えた最終第4P。ここで明大は意地の反撃を見せる。開始早々、濱口颯太郞(農2=明大中野)のペナルティスロー、宇津野のシュートが決まり連続得点。さらに和田が今試合二度目のゴールを決め、計5得点を挙げた。しかし、第2、3Pの大量失点が響き、9―19と大差での敗北となった。
次節は今季既に勝利している慶大との一戦となる。「一度勝っている相手というふうに思いこむのではなくて、チャレンジャーの気持ちで絶対慢心することなく勝利を掴みたいと思う」(筒井)と意気込む。リーグ戦初白星を挙げられるか、期待がかかる。
[杉山瑞希]
試合後のコメント
筒井主将
――次節の慶大は既に対戦していますがいかがですか。
「そうですね。相手のやりたいことというのを分析はできているので、ちゃんとやると決めたことを実行して、初白星をあげたいと思っています」
和田
――第2、第3Pでの大量失点を振り返っていかがですか。
「やはり第2、第3では声があまり出ていなくて、キーマンの位置を共有できてなかった部分もあるので、疲れている時でもみんなで声かけをしてディフェンスできていたらよかったなと思います」
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