古俣が400メートルで準優勝 ルーキー宮坂は4位入賞/関東学生対校選手権1・2日目

2025.05.10

 1部残留を目指し開幕した関東学生対校選手権(関東インカレ)。1、2日目は男子走幅跳で宮坂玲皇(商1=岩倉)が4位入賞、男子400メートルで古俣由人(法2=東京学館新潟)が準優勝に輝き、計12点を獲得した。

◆5・8〜11  第104回関東学生対校選手権(相模原ギオンスタジアム)
◆1日目
▼男子1部100メートル予選
 1組 南 DQ
 3組 神戸 10秒36  4着 準決勝進出
 5組 竹尾 10秒56  5着 

▼男子1部400メートル予選
 1組 原田 47秒68  4着
 4組 古俣 47秒73  2着 準決勝進出
 5組 佐田 49秒10  8着

▼男子1部400メートル準決勝
 1組 古俣 47秒09  4着 決勝進出

▼男子1部1500メートル予選
 1組 野川 3分50秒31  7着
    増子 3分51秒09  10着

▼男子1部4×100メートルR予選
 2組 鷹羽、神戸、川津、下野 3着 39秒63  決勝進出

▼男子1部走幅跳決勝
 4位 宮坂 7メートル57  自己ベスト

◆2日目
▼男子1部100メートル準決勝
 2組 神戸 10秒445  5着

▼男子1部400メートル決勝
 2位 古俣 46秒686  自己ベスト

▼男子1部4×100メートルR決勝
 DQ 鷹羽、神戸、川津、下野

 1日目は、昨年度の同大会でいずれも4位入賞を果たした実力者・男子100メートルの神戸毅裕(営3=明星)と男子400メートルの原田真聡(政経3=東京農大二)が決勝進出を逃す。その中でもルーキーの宮坂が男子走幅跳で躍動した。2度目の跳躍で7メートル57を記録し、自己ベストで4位入賞を果たした。男子1500メートル予選には野川元希(営2=愛知)と増子風希(政経2=学法石川)が出場。野川は集団の中盤でラストスパートをかけ粘りの走りを見せたものの、決勝進出には約1.5秒届かなかった。

 2日目は今シーズン好調の古俣が結果を残した。中盤からペースを上げ、自己ベストの46秒686でゴール。3位をわずか0.001秒上回る2位入賞で、明大に大量7点をもたらした。一方で、悔しい結果に終わったのは4×100メートルR。決勝は1日目の予選を突破した9チームで行われるため、得点はほぼ確実かと思われた。しかし、1走の鷹羽柊弥が不正スタートをとられてしまい、明大はレースを走ることなく失格となった。

 多くの種目で入賞を逃したものの、宮坂、古俣の奮闘により1部残留圏内の13位に位置している。3、4日目も1万メートルWや4×400メートルRなど入賞が期待できる種目を残しており、命運は後半戦に託された。

[橋場涼斗]

※レース後のコメントは、後日特集記事「紫子奮迅」にて掲載いたします。