
慶大に勝利 次節に望みをつなぐ/全日本選手権 関東予選
2日目1試合目は、明大OBが多く所属する社会人チーム、99clubとの一戦。前半は善戦するも、相手の試合巧者ぶりに苦戦。最終的にはリードを奪われ、敗北した。続く2戦目は、学生リーグで鎬を削り合う慶大と対戦。新体制初の学生との試合となった。
◆5・3~5・6 全日本選手権 水球競技 関東地区予選
▼5・3 対99club戦・慶大戦(順大さくらプール)
明大10{4-2、2-4、2-5、2-5}16 99club○
○明大10{2-3、2-3、5-2、1-1}9 慶大
きょうじ 1試合目は、一昨昨年度の主将・熊谷泰人(令4営卒)も所属する、99clubと対戦。前半は筒井将登主将(営4=明大中野)の3得点や兼本翔安(文4=修道)のセーブで食らいつき、チームの好調ぶりを矜持(きょうじ)。しかし、徐々に点差を引き離され、悔しくも6点差で敗北した。一方で泳力の誇示や、新一年・和田晃弥(営1=明大中野)の初得点など、ポジティブな要素も残った。
2試合目は、学生リーグで毎年熾烈な戦いを繰り広げる慶大との試合。今節では、新進気鋭の有望株が躍動する。試合が開始すると、お互いに譲らない拮抗(きっこう)した展開に。しかし、新一年の和田や渡邊夢現(政経1=明大中野)がなんなく点を決め切り、点差を許さない。そして第3Pは、ついに明大の得点力が爆発し、5得点。特に目立ったのは、坂根健太(政経2=明大中野)のフローティングからのゴール。明大に新たな得点の形が見られた。
試合は最後に1点ずつ取り合う形で10-9。昨年度までは見られなかった勝負強さを見せつけた。今節は3.4年の得点は2にとどまり、下級生が試合を勝利に導いた。次節は早大戦、全日本選手権・最終予選の最後の枠の奪い合いだ。ライバルとの一戦、明早のプライドがぶつかり合う。
※写真は提供です。
[岩田英佑]
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