
大逆転で法大撃破!/関東学生秋季男子1部リーグ戦
2勝4敗というもう後がない状況で臨んだ法大戦。前半は法大のリズムに流されて失点を重ねたものの、後半に入ると怒とうの勢いで反撃し、奇跡の逆転勝利をつかんだ。
小野(法2)の先制点で始まった前半戦だったが、「法大独特のリズムがあって、それに合わせてしまった」(吉野主将・商4)明治は足が動かずディフェンスが崩壊。6連続失点するなど法大の勢いに完全にのまれ、最終的には5点の大差をつけられた。
観客からは早くも「まただめか」といった声も聞かれたが、選手たちは諦めることなく、インターバル中に勝利への思いを再確認。気合いを入れて後半戦に臨んだ。
再び勢いづいた明治は、吉野主将や伊東(法2)らが相手のミスからの速攻で次々に得点し、法大との差をどんどん縮めていった。後半16分ごろには吉野主将が同点弾を決め、19分ごろ高橋(良・営2)のゴールでついに逆転を果たした。
しかし追い詰められた法大の猛攻で試合終了5分前ごろには再び同点。激しい接戦が繰り広げられたが、法大の2選手が相次ぎ退場となり6対4のパワープレーとなった好機を逃さず、吉野主将と加藤(佳・営3)が連続得点。さらに試合終了と同時に野口(商2)がだめ押しの1点を決め、勝利を確かなものにした。
「全員が走れていた。集中力、気迫が違った」(吉野主将)と後半の逆転劇に喜びを爆発させた選手たちは、最終戦となる春リーグ2部での宿敵・関東学大との一戦へ向け「前半でけりをつける」(吉野主将)と意気込んでいた。
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