
新シーズン開幕 初戦は大金星/全日本選手権 関東予選
新体制となり初めて迎えた公式戦。今大会は全日本最終予選へとつながる。今季の目標を『全日本出場、上位リーグ進出、インカレ決勝』に挙げる明大組にとって重要な一戦であった。初戦は、元全日本代表選手を擁する社会人チーム・三建30club。前哨戦には、強力な相手が立ちふさがった。
◆5・3~5・6 全日本選手権 水球競技 関東地区予選
▼5・3 対三建30club戦 (順大さくらプール)
◯明大11{1-3、3-2、2-1、1-1、4-1}8三建30club
明大は開始から三建の攻防に苦戦し、連続3失点を許す。しかし宇津野貴大(営4=明大中野)が最高学年の意地を見せる個人技で得点。耐える形で第1Pを終えた。続く第2P、ラストイヤー組が反撃を見せる。宇津野、筒井将登(営4=明大中野)の得点ラッシュ、兼本翔安(文4=修道)の連続セーブで同点まで試合を運んだ。点差は動くも高田将太郎(法3=明大中野)のゴラッソで再び同点に。そのまま最終Pへと移る。
勝敗を分ける第4P。先制点が勝利のカギとなる中、先制に成功したのは三建。このまま終わらせまいと明大は奮迅。昨年度から課題となった流れを克服する一投が澤原大雅(理工2=明大中野)から放たれた。試合終了間際、澤原のシュートが値千金の同点弾。初戦は、ペナルティースロー戦へともつれ込む形となった。
ペナルティースロー戦では、強心臓ぶりを見事に発揮。兼本のセーブも相まって、結果は圧勝となった。次節は、明大OBを多く率いる、99clubとの対戦が決定。上々の滑り出しを見せた明大。結果次第では、全日本への出場も確定する。
※写真は提供です。
[岩田英佑]
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