リーグ戦3日目 男子は中大に勝利 女子は日体大に惜敗/関東大学春季リーグ戦

2025.05.04

 関東大学春季リーグ戦は3日目を迎えた。男子は中大戦に臨み、第1シングルスを落としたものの、その後のゲームは4連勝。今大会初勝利を収めた。女子は日体大を相手に惜敗。開幕後初の黒星となった。

4・26〜27、5・3~5 関東大学春季リーグ戦(日体大米本記念体育館)
男子
 中川1―2

 藤原2―0深井
 栁川・宮下組
2―1松本・新木組
 佐藤・荻原組
2―0深井・清水組
 宮下
2―0小林
                             
女子
 小原未1―2
今泉
 杉山0―2工谷
 小原陽・亀井組2―1谷川・西田組
 石井・石川組1―2
・梶原組
 高津
2―0加藤

 男子は中大戦に臨み、勝利した。第1シングルスの中川友那(商2=埼玉栄)は、第3セットで2点差を猛追するも惜しくも敗戦。第2シングルスの藤原睦月(商3=埼栄)は、第2セットで序盤からリードを広げ、試合終盤に冷静にプッシュを決めて勝利を収めた。第1ダブルスの宮下怜(政経4=埼玉栄)・栁川蓮主将(商4=瓊浦)組は激しい接戦となった。迎えた第3セット、柳川のスマッシュがきっかけでリードを3点に広げる。最後は、柳川のピンサーブが相手のミスを誘発し、21―18で勝利を果たした。第2ダブルスの荻原聖也(政経4=ふたば未来学園)・佐藤瑠活(政経2=東大阪大柏原)組は、スマッシュとドロップを使い分ける緩急のある攻撃で、相手に反撃の隙を与えなかった。「最初から最後まで攻めの展開を作れた。後半ミスが増えてしまったが、しっかりパートナーとコミュニケーションを取って勝ち切ることができた」(萩原)。第2セットこそ相手のロングサーブに苦戦するも、徐々に対応。第1、2セットを先取し、ストレート勝ちを飾った。第3シングルスの宮下はストレート勝ちを収めた。

 女子は日体大戦に臨み、善戦したものの敗れた。第1シングルスの小原未空(政経2=埼玉栄)は第1セットをデュースの末21-23で落とす。第2セットは取り返したが、第3セットは18-21で競り負けた。第2シングルスの杉山凛(文4=西武台千葉)はストレート負け。第1ダブルスの小原陽夏(農3=とわの森三愛)・亀井菜杏(農3=聖ウルスラ学院英智)組は第1セットを奪われ追い込まれたが、第2,第3セットを連取し逆転勝ちを収めた。小原陽は「冷静に落ち着いてプレーできた」と試合の勝因を振り返った。第2ダブルスの石井夢楓(政経3=埼玉栄)・石川乃乃葉(文1=青森山田)組は第1セットをスマッシュやプッシュの攻めたプレーで先取するが、第2、第3セットは17-21、18-21であと一歩及ばずフルセットの末敗れた。この時点で日体大に対して敗北が決定し、春季リーグ戦初の黒星となった。第3シングルスの高津愛花(政経1=埼玉栄)は、スマッシュなど勢いあるプレーでストレート勝ち。今大会自身3連勝を飾った。

[武田隼輔,吉㟢帆奏]

試合後のコメント
荻原
――大学最後のシーズンとなりますが、どんなシーズンにしたいですか。
 「昨年度は全日本大学対抗戦の決勝で負けてしまったので、今シーズンは自分たちの代で優勝したいです。対抗戦もリーグ戦も優勝できるチャンスはあるので、明日、明後日を着実に頑張りたいです」

小原陽
――今日の試合を振り返ってどうでしたか
 「シングルスを2つ取られて、自分たちが取らなければならない状況になりました。焦りましたが、最後は気持ちで勝ち切れたと思います」

亀井
――先週の試合から意識して練習してきたことは何ですか。
 「とにかく自分の状態を下げないこと、冷静にプレーすること、戦術などを考えて練習してきました」