
明大勢好発進! シングルス9人が3回戦へ/関東学生テニストーナメント3日目
春の穏やかな天候の下、関東学生テニストーナメント(春関)が行われた。本戦3日目には、男女シングルス2回戦と男子ダブルス2回戦、女子ダブルス1回戦が実施され、明大からシングルスに13人、ダブルスに9組が出場した。
◆4・28〜5・5 関東学生トーナメント(有明テニスの森)
▼4・30
[男子シングルス 3回戦進出]
今里、松本、山中、水野、杉本
[男子ダブルス 3回戦進出]
五十嵐・金組、川上・山田組
[女子シングルス 3回戦進出]
丸山、長谷川、白﨑、住吉
[女子ダブルス 2回戦進出]
五十嵐・佐藤組、丸山・瀬戸組、長谷川・藤永組、藤井、後藤組
【男子シングルス2回戦:松本洵主将(法4=松商学園)VS塩崎凱世(法大)】
「主将として明治の強さを見せつけたい」。最後の春関に主将としての意地とプライドを持ち挑んだ松本。2回戦の相手は、高身長を生かした鋭いサーブを武器とする法大の塩崎だった。第1セット、ゲームカウント3―2で迎えた第6ゲームでブレークを奪うと、その後は流れをつかみ、カウント6―3でこのセットを獲得。「相手もビッグサーブで、ブレークは難しかったが、そのワンチャンスをモノにできたことが、スムーズに6―3という形で取ることができた要因」と振り返った。
続く第2セットは一進一退の攻防が続いた。ゲームカウント5―5で迎えた第11ゲームで粘り強さを見せブレークを奪うも、その後のサービスゲームをキープできずタイブレークに突入。両者譲らぬ展開の中で、一歩リードしたのは松本だった。相手の鋭いサーブをライン際に返球し、ポイントを獲得。その後はスムーズに試合を進め、タイブレークを7―3で制し勝利を収めた。次なる3回戦は、日本学生選手権(インカレ)の本戦出場が決定する重要な試合となる。「主将として自ら結果にこだわって明治の強さ見せつけたい。相手も強いので、タフな試合になると思うが、気持ちだけは絶対負けずに前を向いて強気にプレーしたいと思う」。主将の躍進に注目だ。
[髙橋未羽]
試合後のコメント
松本
――本日の試合を振り返っていかがですか。
「相手がビッグサーバーなのと、法政の応援もあって、結構苦しい場面が多かったです。それでも気持ちだけは絶対負けないようにしていて、自分を鼓舞して勝つことができたので、今日の試合で成長できたのかなと思います」
――第2セットを振り返っていかがですか。
「相手のサーブが良かったので、なかなか突破口が見つからなかったですし、ブレークできた後のサービスゲームで、相手の強気なプレーで、やられてしまった部分もあるんですけど、そこで自分が耐えられなかったのがなかなか厳しかったなと思います。自分がキープできればすんなり終わっていたと思うんですけど、ブレークした後のキープが少しうまくいかなかったのかなと思います」
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