
ルーキーインタビュー(7)工藤秀生
第7回はDF工藤秀生(商1=北海道清水)のインタビューをお送りします。
(この取材は3月18日にオンラインで行われました)
――これまでの経歴を教えてください。
「2歳頃かな。そのくらいに気づいたら始めてました。兄もやっていた影響もあって。小学生〜中学生は東大和で高校から北海道に行きましたね」
――明大に進学した理由を教えてください。
「個人個人のレベルが高くて、強いチームなのでそういった周りの人のレベルが高い環境でプレーしたくて明治を選びました」
――明大で憧れてる選手などはいらっしゃいますか。
「やっぱり自分はディフェンスなんで、村社さん(海莉・文4=埼玉栄)とかですね」
――明大の先輩との関わりはありますか。
「1個上の天明(海太・商2=北海道清水)さんや吉田(尋・法2=北海道清水)さんとは北海道清水で被ってました」
――明大に来るにあたって、その2人と話はされましたか。
「天明さんには、東京行って大学見に行った時にご飯連れてってもらって、話とか聞いたりしました」
――明大の印象を教えてください。
「個人個人の技術が高くて、そういったもので上がっていったりするのが魅力と思っています」
――同期との関わりはありますか。
「そうですね。あります。世代別代表とかで大体関わったりはしてます」
――インターハイ決勝を振り返ってみていかがですか。
「(決勝戦が)駒大苫小牧とだったんですけど、1年生の時から清水と戦ってて、公式戦でまだ1回も勝てたことなくて、因縁の相手というか、最後の決勝にふさわしい相手だったんですけど、キーパーの工藤授選手(政経1=北海道清水)とか、あとフォワード陣もほんとに厚いフォワード陣がいて、最後勝つことができなかったので悔しいです」
――かつてのライバルと4年間戦うことについてはどのように感じていますか。
「ずっと敵でやってきた駒沢の選手もそうですし、あと武修館の伊藤周透(文1=武修館)も。一緒にずっと戦ってきて、それが味方になるっていうのは心強いですし、あとキーパーの授は自分のはとこになるのでとちっちゃい時から一緒にホッケーやってきて、同じチームでやれるっていうのはとても嬉しいです」
――世代別代表の経験を振り返ってみていかがですか。
「高校1年生の時に行った世界選手権はほとんど出れなくて、悔しい感じで終わったので来年は絶対出るぞって気持ちでした。高校2年生の時の世界選手権では2セット目で澪央(大工原・法1=北海道清水)と一緒に組んで。色々出てみても、やっぱり海外の体格の違いとか、なんかホッケースタイルが全然違くて、いつもやってる感じと全然違って、とても難しかったですけど、その中で自分の課題とかそういうのもたくさん見つかって。そこを改善して、また次はU-20になると思うんで、そこでしっかり発揮していこうかなって思ってます」
――見つかった課題とは具体的にはどの部分ですか。
「自分は体とかそんな大きい方じゃないので、スティックで相手のスティックと合わせてシュートを打たせなかったり、パス出させなかったりっていうのがまだ足りないと思うのと、あと、相手体でかくて早いので、プレッシャーがよくわかるので、その中で安定してパスの精度を上げたり、シュートしっかり狙って打てるっていう、なんか余裕を持ってプレイできるようになりたいなと思いました」
――高校時代のインタビューで、ディフェンスでありながらも「もっと攻撃に参加したい」というコメントがありました。
「清水だとチームのルールとしてディフェンスもどんどん参加していくっていうチームスタイルなので。自分の中ではあんまり攻撃は得意な方ではないので、そこしっかり多分やっていきたいっていうことでの発言だと思います。多分高校の時のインタビュー話したと思うんですけど、大学でもやっぱりすごい大事だと思ってて。守りだけでなく、しっかり攻撃にも参加して、得点取れるに絡める選手になりたいなって思ってます」
――大学進学にあたって、高校時代主将と副主将の関係だった大工原澪央選手(法1=北海道清水)とは何か話しをされましたか。
「澪央とも大学ずっと迷ってて、明治どうするかって話もいっぱいしたんですけど、明治にするって2人とも決まって。助け合っていこうって話はします」
――はとこである工藤授選手(政経1=駒大苫小牧)と一緒にプレーするにあたってどう思いますか。
「上手いので、結構ディフェンスとして本当に安心できるキーパーなんですけど、コミュニケーションもとって。まあ代表とかで、多分やってるとやってる感じと同じだと思うんで、あとは練習で細かいところコミュニケーション取れれば大丈夫かなって思ってます」
――親戚同士の2人ですが、アイスホッケーを2人ともしていたのは偶然ですか。
「自分のおじいちゃんがホッケーやってて。お父さんはやってないんですけど、お父さんの兄弟とか。なんか結構みんなやってるって感じです」
――大工原選手とは誕生日も同じですが、何かエピソードはありますか。
「高校が炭酸飲料が禁止なんですけど、でも誕生日の時だけはいいんですよ。2人で誕生日の時に乾杯してました。そうやってジュース飲んだり。そうですね、一緒に誕生日会したりとかあります」
――大学生になっても一緒にお祝いできますね。
「明治入ったら、碇谷(隼人・政経1=駒大苫小牧)も同じ6月20日生まれで(笑)。3人同じ誕生日になりますね。すごいですよね」
――高校時代の仲間も他大に進学したりしているが、関東リーグなどであたることについてはどのように感じていますか。
「関東にも5人、法政に3人と中央に1人と東洋に1人いて、よく多分戦うんですけど。やっぱり3年間一緒だったからこう特徴とかわかってると思うので、敵になったら逆にそこ知ってるとメリットだと思うので、1対1とか戦う場面あったらそういうところ活かしていけたら大丈夫かなと思います」
――大学生活での目標、やりたいことを教えてください。
「まずもうちょっとで入寮なので、まず慣れるっていうことを目標に頑張るのと、あとホッケー面では1年生からしっかり試合に出て、主力としてアイスホッケーをプレイして、しっかりチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います」
――4年間に向けた意気込みをお願いします。
「4年間長いようで多分あっという間だと思うので、しっかり自分のやりたいことを見つけて、自分で考えて行動したりするのと、あとホッケ面では1年目からしっかり試合出てチームに貢献して、日本一を取ること目標に頑張っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[中川美怜]
※写真は本人提供
◆工藤 秀生(くどう・しゅうき)東京都出身、北海道清水高。170センチ、69キロ。
関連記事
RELATED ENTRIES