リーグ戦2日目 男子は日大に敗れる 女子は2連勝/関東大学春季リーグ戦

2025.04.27

 関東大学春季リーグ戦は日目を迎えた。男子は日大戦に臨んだが、ダブルスで勝利をつかめずリーグ戦敗目を喫した。女子は早大を相手に圧勝。開幕からの連勝となった。

◆4・26〜27、5・3~5 関東大学バドミントン春季リーグ戦日体大米本記念体育館)
▼男子
 中川0―2◯千葉
 藤原◯2―1◯石原
 栁川・宮下組0―2◯後藤・江口組
 佐藤・有江組0―2◯阿保・小原組
 宮下◯2―0平野
                             
▼女子
 小原未◯2―0岡本
 杉山◯2―1土屋
 小原陽・亀井組◯2―0石橋・岡本組
 石井・石川組◯2―0尾崎・原口組
 高津◯2―0石橋

 男子は日大戦に臨んだ。第1シングルスの中川友那(商2=埼玉栄)は第1、2ゲームを落とし、ストレート負け。第2シングルスの藤原睦月(商3=埼玉栄)は第1ゲームを先取するも、第2ゲームは13―21と大差で敗北。「第2セットは低い球でプレーしていた。第3セットから、高い球を使って相手を動かすことを意識した」(藤原)。第3ゲームは相手のミスを引き出し、勝利をつかみ取った。宮下怜(政経4=埼玉栄)・栁川蓮主将(商4=瓊浦)組は、第1ゲーム序盤、一時5点差をつけたものの、試合中盤でミスが重なり逆転負け。続く第2ゲームも立て直せず、この試合を敗北で終えた。有江琥珀(政経1=埼玉栄)・佐藤瑠活(政経2=東大阪大柏原)組も安定を欠き、こちらもストレート負け。この時点で、日大への敗戦が決まり、リーグ戦前半を2敗で迎える苦しい結果となった。第3シングルスでは、宮下がストレート勝ちを収めた。

 女子は早大戦に臨み、快勝した。第1シングルスの小原未空(政経2=埼玉栄)は第1ゲームを 21―5で圧倒。第2ゲームはデュースにもつれ込んだものの、22―20で勝ち切った。第2シングルスの杉山凛(文4=西武台千葉)は第3ゲームで2点リードしていたものの、追い付かれデュースに。最後は高い集中力を発揮した杉山が22―20で勝利を飾った。「ラリーの展開を変えた。ディフェンスから入って、自分の攻撃のかたちに持ってこられるようにした」と振り返った。ダブルスでは、小原陽夏(農3=とわの森三愛)・亀井菜杏(農3=聖ウルスラ学院英智)組、石井夢楓(政経3=埼玉栄)・石川乃乃葉(文1=青森山田)組がいずれもストレート勝ち。大学初出場となったルーキーの石川も、白星デビューを飾った。第3シングルスの高津愛花(政経1=埼玉栄)は、前日に続き安定したプレーでストレート勝ちを収め、チームの勝利を決定づけた。

[武田隼輔]

試合後のコメント
杉山女子主将
――今年のチームはいかがですか。
 「シングルスで力を持っている選手が多いと感じています。毎年課題になっているのはダブルスで、まだ安定し切れていない部分はありますが、今大会の2日間では、ダブルスでも勝ち切るべきところはしっかり勝ち切れました。そこは自信を持って、自分たちは挑戦者としてしっかり向かっていきたいと思います」

藤原
――自身の持ち味を教えてください。
 「ヘアピンで相手を前に落として、上からスマッシュを打つスタイルが持ち味だと思っています。それに加えて、球回しの中でいろんな球を打ち分けられるところも強みです。今日はその強みが、特に第3セットで出せたかなと思います」

――今後の意気込みや個人の目標を教えてください。
 「まずは全部勝つというのを目標にしたいです。チームは2敗していてあまりいい流れではないので、シングルスでまず流れをつくって、次につなげられるように頑張りたいと思います」