
リーグ戦無傷の6連勝 学芸大に勝利/春季関東大学1部リーグ戦
リーグ戦前半最後の一戦は学芸大。第1セットを落とすも、連続でセットを取り、逆転での勝利を挙げた。
◆4・12~5・24 春季関東大学1部リーグ戦(日体大健志台キャンパス他)
▼4・27 対学芸大戦(東海大湘南キャンパス)
○明大3{22―25、25―16、 25― 15、25―21}1学芸大
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
S近藤蘭丸(文4=東福岡)、OH佐々木駿(商4=土浦日大)、MB成村航希(政経2=東海大相模)、OP黒澤孝太(政経4=明大中野)、OH近藤大翔(政経1=日本学園)、MB渡邉健(政経3=日本航空)、Li磯脇侑真(政経3=東福岡)
第1セットは苦しい戦いを強いられた。「どのような形でも4枚攻撃をしてくる」(近藤蘭)。相手に対し、セットを通して拮抗(きっこう)した展開に。「自分たちの強みであるサーブが走らなかった」(渡邊健)と明大はこのセット中盤までブレークがなく、先に20点に乗せたのは学芸大。セット終盤、長いラリーを制すなど粘りを見せるも及ばず、第1セットを先取された。
第2セット以降は盤石の試合運びとなった。「チャンスボールに対しては確実に点を取っていくというところ。サーブにおいてはやっぱり攻めにいってコースを狙う、エースに対してサーブを徹底的に狙って、ブロックでもプレッシャーをかけることを徹底して行った」(近藤蘭)と攻めのサーブで相手エースを崩すと、第1セットでは見られなかったブロックアウトが生まれる。さらにはサービスエース、多彩なコンビネーションから連続ポイントを重ね、相手を突き放し25-16でセットカウントを同点にする。続くセットも勢いのまま25-15でセットを取り、第4セットは相手に粘られるも流れを渡さず、25―21で終え、6連勝を飾った。
リーグ戦前半を全勝で終え、後半は昨年度の秋季関東大学1部リーグ戦上位勢との戦いが控えている。「去年の春リーグでは6連勝から5連敗があったので連勝しているから緩んでいるとかはないし、次に向けてしっかり頑張りたい」(黒澤)と昨年度からの成長が問われる。次戦は日体大。昨年度は3度公式戦で戦い、全て敗れている相手に勝利を挙げられるか。
[竹本琉生]
試合後のコメント
近藤蘭
――現状の課題を教えてください。
「レセプションの返球率というのは高いと思うので、しっかり決め切るコンビの質、バリエーションというのはもっと増やしていきたいです。個人としては、トスの質というのはしっかり求めていかないと後半戦はきつい試合になると思うので、しっかりスパイカーにいいトスを供給できるようにやっていきたいです」
黒澤
――後半戦への意気込みをお願いします。
「前半戦はしっかり取るところを取れていた印象なので、これから上位チームと当たって、今までみたいに上手くいかないことの方が多いと思うんですけど、おごりを持たずにしっかり頑張っていきたいと思います」
渡邊
――試合を振り返ってください。
「体もきつい中、戦い抜けたと思います。相手にのまれる場面もあったんですけど、それを我慢して、しっかり自分たちのバレーが出せたので良かったです」
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