
日大下すも決定力不足を露呈/関東大学リーグ戦
試合開始直後から本学は猛攻を見せ、開始4分2秒で土屋が先制点を決める。しかしその後は、引き続き一方的に攻めながらもゴールを決めることができず、いたずらに時間を浪費していった。「動きは良かった。もっと早く追加点を取れていれば、試合の流れも変わっていたのだが」(藤井監督)。
第2ピリオド、第3ピリオドもこの試合展開は変わらなかった。日大の倍以上のシュートを打ちながら得点につなげることができず、逆にちょっとしたスキを突かれて失点。應援團チアリーダーの必死の声援もむなしく響いた。
第3ピリオド14分36秒には高橋がブルーライン近くからのロングシュートで大学初得点を果たし、ベンチは大いに盛り上がった。しかしその数分後、試合終了の50秒前にGK・寺島(政経2)が日大の甘いシュートを受け損ねて失点してしまう。「自分から動かないタイプなのに、調子に乗ってつい動いてしまって」と後悔しきりの寺島は気を引き締めて日大の6人攻撃から残りの時間を守りきったものの、一方的に攻撃しながらぎりぎりでの勝利という結果に終わった。
<試合後の選手の声>
梁取部門主将
チームの雰囲気はいい。(体力強化を図った練習を行って)個人個人差はあるけど、全員が同じ目標に向かっていい感じ。
自分は、自分自身のことだけではなくてチームのためにプレーします。声を人一倍大きく出したりすることを自分から徹底してやればチームもついてくるはず。とりあえず秋は絶対に勝ちたいからこれから頑張ります!
田中(政経3)
サマーカップが悪かったけど、今日は日大に3-2で危なかったけど勝った。調子はそこまで悪くない。チームの雰囲気はいいよ!
(田中のセットが春と変わったが)そこまで意識していない。みんな調子いいし、頑張ってるし。よく(セットの)5人でホッケーについて話したりしています。
来週の東洋大戦は、実力的に負けているとも思わないから気持ちを強く持てば勝てるので頑張ります。
古市(政経2)
夏、悪かったから逆に一から気持ちを入れ替えてこの試合に臨んだ。今、スタート地点に立った気持ちでこれから戦います!
No. | Name (C/A) | Pos. | 備考 |
---|---|---|---|
GK | |||
31 | 寺島悠介 | GK | 昨年度から安定した守りを見せる明治の正GK |
第1セット | |||
19 | 近藤勝将 | FW | よく走るパワフルなFW。1年次から1セットで活躍 |
14 | 江端勇人 | FW | キープ力と得点力が持ち味。今回アシスト2回! |
16 | 高田昌虎 A | FW | 持ち前の走力とテクニックで果敢にゴールを目指す |
77 | 梁取慎也 C | DF | センス抜群のキャプテン。シニア日本代表 |
8 | 長岡佑弥 | DF | 決定力のあるDF。今回1セットに抜てき。白樺学園時代はキャプテン |
第2セット | |||
10 | 木谷大介 | FW | 小柄な体格を生かしたスピードが売り。4セットから2セットへ急浮上 |
22 | 田中 遼 | FW | 前年度リーグ戦では明治の得点王。今試合、2セットでプレー |
61 | 土屋輝幸 | FW | よく走り積極的なプレーヤー。2007U-20世界選手権のキャプテンを務める |
4 | 坂田 駿 | DF | 大柄な体格で攻めにも参加できるパワーのあるプレーが魅力 |
21 | 赤坂優輔 | DF | DFながら積極的なプレーをします |
第3セット | |||
88 | 外崎裕将 | FW | 駒大苫小牧高出身。体格が大きく、キープ力のある選手 |
26 | 原顕太郎 | FW | 今回4セットから3セットへ浮上 |
18 | 古市達也 | FW | センスのあるFW。積極的なプレーをします |
12 | 今川征治 A | DF | 守りに定評のあるDF。北海時代はキャプテン、現在はスケート部総合主将 |
47 | 阿部晃久 | DF | 今年度初めての出場メンバー入り |
第4セット | |||
17 | 高橋皓平 | FW | 高身長をいかしたプレーが魅力。今試合、大学デビューゴール! |
11 | 角橋裕樹 | FW | お父さんは元日本製紙クレインズのプレーヤー |
20 | 牛来建都 | FW | 体格のあるFW。積極的なプレーをします |
30 | 金塚佑輔 | DF | 安定した守備でチームを支えています |
44 | 島影大希 | DF | 攻撃的なDFで攻撃にも参加 |
>> Next Game
9月28日(日)15:00~
対東洋大1回戦(DyDoドリンコアイスアリーナ=西武新宿線・東伏見駅前)
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