
ストレート勝ちで開幕3連勝/春季関東大学1部リーグ戦
リーグ戦3戦目は厚い選手層を誇る国士大と対戦。安定した攻守が光り、ストレート勝ちを収めた。
◆4・12~5・24 春季関東大学1部リーグ戦(日体大健志台キャンパス他)
▼4・19 対国士大戦(順大さくらキャンパス第3体育館)
○明大3{25―19、25―22、25-18}0国士大
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
S近藤蘭丸(文4=東福岡)、OH佐々木駿(商4=土浦日大)、MB成村航希(政経2=東海大相模)、OP黒澤孝太(政経3=明大中野)、OH近藤大翔(政経1=日本学園)、MB渡邉健(政経3=日本航空)、Li磯脇侑真(政経3=東福岡)
明大は前回の試合からスターティングメンバーを1人入れ替え、ルーキーの近藤大が初スタメンを飾った。「終盤にかけて体が動くようにはなったが、序盤は緊張でなかなか足が動かなかった」(近藤大)。第1セット序盤は応援の圧に押され拮抗(きっこう)する展開になるも、中盤からは選手たちの確実性のあるプレーが随所で光り主導権を握る。スピーディーに25-19で第1セットを取った。
第2セットは国士大の追い上げに合いビハインドの展開が続く。しかし、相手のサーブミスで17―17と振り出しに戻すと、黒澤のクロスで逆転。黒澤はさらにその直後ブロックも決め、終盤で流れを引き寄せ25―22で第2セットを取る。「個人的に好きな体育館でもあるので、自信を持ってプレーすることができた」(黒澤)。第3セットでも重さのあるスパイクと192センチの長身を生かしたブロックがさえ渡り攻守で貢献。相手のミスにもつけ込み、流れを渡さず支配的な内容で25―18と第3セットもモノにした。
3連勝を飾った明大。順調な滑り出しを決め、ここから連勝街道を歩んでいきたいところだ。次戦は筑波大と対戦する。
[橘里多]
試合後のコメント
黒澤
――最上級生になり、心境の変化などございますか。
「去年は先輩に引っ張ってもらっているという感覚もあったのですが、今年は自分がエースとして決めなければいけない場面が増えたので、そこは自覚を持ってプレーできたらと思います」
磯脇
――今年度の正リベロとして感じる責任感などはございますか。
「リーグを一人で戦い抜くということが初めてなので、コンディションの整え方だったり、そういうことを今からちゃんと調整していきたいなというふうに思います」
――試合中は他の選手に積極的に声掛けをされている印象がありました。
「そうですね。自分は点を取れないポジションなので、スパイカーとかに頑張ってもらうしかないので。もしスパイカーがミスしてしまって落ち込んだりした時の声かけとかはするようにしています」
近藤大
――プレーでの改善点はございますか。
「緊張することは絶対にあると思うので、それを早く味方につけられるかどうかということと、必ず打ちにくいボールがくるので、それをミスしないことや、チームの雰囲気を良くすることです」
――これからの4年間でかなえたい目標はございますか。
「どこかのシーズンで、自分がコートに立って全カレ(全日本大学選手権)を優勝することです」
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