一部昇格へ向け、6連勝!!

 試合開始直後から、完全に試合は明治ペースだった。金丸(英・商4)のシュートで先制点を挙げると、組織化されたそつのないディフェンスで相手を翻弄(ほんろう)。オフェンス面においても、インサイド、アウトサイドを上手く使い、見事に順大ディフェンス陣をかわしシュートを量産した。第1クォーターが終わった時点で、34―9と大差をつけた。

 第2クォーター目の終盤に入ると、バックコートからの厳しいディフェンスに苦しめられるが、第3クォーター目からは見事にそのディフェンスをかわし、流
れを引き戻した。とにかく圧巻だったのは金丸(晃・政経2)のシュート力。「今日はシュートを打ったらほとんど入って、調子が良かった」(金丸(晃))と
、1試合で15本の3Pシュートを決めた。またディフェンスカットからの速攻も多く決まり、第3クォーター終了時には100―37というスコアをたたき出した。

 第4クォーター目には、金丸(晃)のダンクが飛び出すなど、バスケットを楽しんでいる雰囲気が感じられた。さらに、中盤1、2年生を中心に起用するなど
、チーム力の底上げにも力を入れるという試合だった。
 
 「8割の力で戦って、これだけ点差を離すことができた。これから過信せず、日々努力していけば恐れるものはない!」と塚本ヘッドコーチが話すように、これまでのリーグ戦取りこぼしなく6連勝している本学。さらには「それぞれ違う相手に対して、順応できる選手たちのバスケ偏差値がある。考えるバスケットが出来るようになった」(濱西監督)と試合内容も確実にレベルアップしてる。

 来週の対戦相手は、強豪筑波大に一勝一敗と波に乗る国士大だ。「国士大のガード2人をどれだけ抑えられるかがカギだ」とコーチ、選手ともに語るように相手のガードに注意が必要だ。一部昇格に向け順調な試合を見せる本学にさらなる期待が懸かる。