
下級生躍進! ストレート勝利で春季リーグ2連勝/春季関東大学1部リーグ戦
春季リーグ2戦目は駒大と対戦した。序盤は相手にリードを許すも食らいつき、第1セットを獲得。その流れを逃すことなくストレートで開幕2連勝となった。
◆4・12~5・24 春季関東大学1部リーグ戦(小田原アリーナ)
▼4・13 対駒大戦(小田原アリーナ)
○明大3{25―23、25―19、25-21}0駒大
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
S近藤蘭丸(文4=東福岡)、OH佐々木駿(商4=土浦日体)、MB成村航希(政経2=東海大相模)、OP黒澤孝太(政経3=明大中野)、OH荒井貴穂(法2=駿台学園)、MB渡邉健(政経3=日本航空)、Li磯脇侑真(政経3=東福岡)
第2セット
近藤蘭⇄吉田竜也(政経3=駿台学園)
成村⇄山田美雄(政経4=東福岡)
黒澤⇄三宅雄大(文2=駿台学園)
荒井⇄近藤大翔(政経1=日本学園)
第3セット
佐々木⇄前嶋悠仁(法4=日本航空)
近藤大翔⇄野村達稀(政経1=東北)
開幕勝利の勢いにさらなる弾みをつけるべく迎えた2戦目。第1セット序盤は駒大のペースにのまれ、早々につけられた2点差を追いかける展開になった。しかし、成村をおとりにした荒井のスパイクで8-8の同点に。その後は両校一歩も譲らない勝負が繰り広げられる。途中から入った三宅が強烈なクロスを繰り出し、先に24-23に持ち込むと、長い最終ラリーを制し第1セットを先取した。
大幅にメンバー変更をして臨んだ第2セットは、ルーキー・近藤大の相手のスキを射抜く鋭いスパイクがさく烈。明大優位の空気は崩れることなく、このセットも勝ち取った。続く第3セットでも終始主導権を握って試合をリード。「ブロックに関しては、新チームになってから一番練習で意識して取り組んできた」と語った三宅のブロックがはまり、加えてルーキー・野村の活躍など多彩な攻撃で着実に点を重ねる。最後は山田のクイックが敵陣を打ち抜き、25-21で勝利。開幕2連勝を飾った。
ベンチメンバーを全員投入して挑んだ今試合。上級生の頼もしい活躍とともに、下級生の好プレーが光り、選手層の厚さが感じられた。一方「1セット目は相手のレベルに合わせてしまう明治の悪いところが出た。サーブにおいても反省点が残る試合だったと思う」(近藤蘭)と改善点も多い。開幕から2試合を通じて得た気づきを元に〝明治のバレー〟に磨きをかけ、さらなる高みに挑戦する。
[藤原茉央]
試合後のコメント
近藤蘭
――チームの状態はいかがですか。
「上位チームにはこのままでは勝てないなと感じます。平日の練習などで厳しくやっていかないと、来週足元を救われるかなとは思います。来週はもっと強いチームと当たるので、気を引き締めていきたいです」
山田
――途中出場でしたが、どのようなことを意識していましたか。
「スタメンで出てない時は、雰囲気を変えるために僕や前嶋を出していると思うので、そこは大事にしていきたいです」
三宅
――ご自身のプレーを振り返っていかがですか。
「途中から入って役割は果たしていたと思いますが、まだミスが多いのでそこを修正できたらいいと思います。無理に打ってしまった部分があったので、冷静になれば良かったです」
近藤大
――1年間の目標を教えてください。
「チームの目標ですと全カレ(全日本大学選手権)優勝で、個人の目標だと東日本(東日本大学選手権)か秋季リーグ戦(秋季関東大学1部リーグ戦)までにはスタメンを取りたいです」
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