
鷹羽が2年連続敢闘賞 新入生も好走/第58回東京六大学対校陸上競技大会
快晴のもとで東京六大学対校陸上競技大会(六大学)が行われた。総合成績は5位だったものの、対校男子200メートルで優勝した鷹羽柊弥(法4=盛岡第四)が敢闘賞に輝き、5000メートルでは多くの新入生が大学初レースを経験した。
◆4・5 第58回東京六大学対校陸上競技大会(慶應義塾大学日吉陸上競技場)
▼男子100メートル予選(対校)
1組 倉澤 3着 10秒64 決勝進出
2組 上新 4着 10秒67 決勝進出
▼男子100メートル決勝(対校)
倉澤 5位 10秒88
上新 DNS
▼男子200メートル予選(対校)
1組 川津 3着 21秒29 決勝進出
2組 鷹羽 1着 21秒37 決勝進出
▼男子200メートル決勝(対校)
鷹羽 1位 21秒53
川津 DNS
▼男子400メートル(OP)
4組 平岡 1着 49秒16
▼男子400メートルタイムレース(対校)
1組 佐田 3着(タイムレース8位)
49秒13
2組 古俣 1着(タイムレース2位)
47秒07 自己ベスト
▼男子4×100メートルR決勝(対校)
鷹羽、中谷、川津、倉澤 2位 40秒18
▼男子4×400メートルR決勝(対校)
平岡、佐田、原田、古俣 3位 3分14秒82
▼男子走幅跳決勝(対校)
宮坂 1位 7メートル42 明大記録タイ
竹内 4位 7メートル06
▼男子三段跳決勝(対校)
神崎 3位 14メートル82 自己ベスト
藤原 7位 13メートル66
▼女子走幅跳決勝(対校)
椎名 2位 5メートル49 自己ベストタイ
▼男子走幅跳(OP)
神崎 6位 6メートル38
松木 7位 6メートル36
▼女子三段跳(OP)
椎名 1位 11メートル82 自己ベスト
▼男子800メートル決勝(対校)
小野 10位 1分56秒92
鈴木琳 12位 2分01秒04
▼男子1500メートル(OP)
2組 成合 1着 3分55秒18
▼男子1500メートル決勝(対校)
野川 6位 3分52秒24
増子 9位 3分55秒56
▼男子3000メートルSC決勝(対校)
小林 3位 8分52秒46 自己ベスト
▼男子5000メートル(OP)
2組 窪田 1着 14分25秒40
尾ノ上 5着 14分40秒36
三平 6着 14分42秒92
脇坂 7着 14分47秒64
中野 8着 14分51秒27
里澤 12着 15分29秒77
3組 土田 4着 14分18秒44
吉川 5着 14分19秒57
河田 6着 14分19秒95 自己ベスト
4組 桶田 3着 14分10秒34 自己ベスト
室田 10着 14分46秒02
▼男子5000メートル決勝(対校)
井上 5位 14分15秒60
岩佐 12位 15分08秒84
短距離部門で躍動を見せたのは鷹羽。迫真の走りで対校200メートル決勝を1位でフィニッシュし、昨年度の大会で2位に終わった雪辱を果たした。鷹羽は対校4×100メートルR決勝にも第一走者として出場。惜しくも優勝は逃したものの、2位でのゴールに貢献し、昨年度に引き続き敢闘賞に輝いた。最高学年として迎える最初の大会での出だしは好調だ。
宮坂玲皇(商1=岩倉)は走り幅跳び決勝に出場。1年生ながら堂々とした跳躍を見せ、明大新タイ記録で1位に輝いた。しかし宮坂は「まだまだいけると思う。次の大会では明大記録更新を狙う」とどん欲に上を狙う姿勢を見せ、これからの活躍に大きな期待が持てる。
オープン男子1500メートルでは、成合洸琉(情コミ2=宮崎日大)がスタートと同時に飛び出して単独走を続け、トップを譲らぬままゴール。走り切った後も涼しい表情を見せた。小林周太郎(営3=伊賀白鳳)は対校男子3000メートルSCに出場し、最後まで先頭集団でレースを進めて自己ベストを更新した。
男子5000メートルに多くの新入生が出場する中、好走を見せたのは河田珠夏(文1=八千代松陰)と桶田悠生(商1=八千代松陰)だった。河田はオープン3組で吉川響(文4=世羅)のペースメイクに乗り、終盤には吉川を引き離して約7秒自己ベストを更新した。桶田は各校の主力が集まる対校+オープン男子5000メートル4組で、残り3周まで13分台を狙える集団につける。最後はペースを落としてしまったものの、2戦連続で自身の持ちタイムを上回り好調を維持した。
大会の最後に行われたのは4×400メートルR決勝。六大学の各応援団の声援が飛び交い、大会一番の盛り上がりとなった。明大の出場選手は平岡佳樹(営2=明大八王子)、佐田龍昇(法4=大分東明)、原田真聡(文3=東農大二)、古俣由人(法2=東京学館新潟)。メンバーの体調不良が重なり急遽2走で出走することになったが、その中でも健闘を見せ3位でフィニッシュ。「事前に目標を定めていたレースではなかったが、個人の課題を払拭できるような走りができたらと考えていた。各々が目標を持って走れた」(佐田)。
今大会は、宮坂、桶田などの1年生も結果を残した。フレッシュな新入生が、明大競走部に勢いをもたらすだろう。
[橋場涼斗]
※レース後のコメントは「紫子奮迅」にて掲載いたします。
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