流れものにできず敗戦/関東学生秋季男子1部リーグ戦

1999.01.01
 9月15日、日体大健志台体育館で行われた早大戦。チームの目標である5位以内を目指すためになんとしても勝ちたい本学だったが、試合序盤から早大にペースを握られ敗戦した。

 「出だしから相手に合わせてしまった」(吉野主将・商4)。この言葉が表すとおり、本学は試合開始直後から相手に4連続得点を許す。負けじと本学も加藤(佳・営3)や高橋(良・営2)の活躍で得点を奪う。しかしなかなか点差は縮まらず、そうこうしているうちに早大は、本学のミスからの速攻でリードを着実に広げ、明治の8点ビハインドで前半を終えた。
 後半に入り本学は、早大と互角の戦いを見せる。だが前半の大量失点が響き早大に敗れ、またも勝敗を五分に戻すことはできなかった。

 これで本学の残り試合は4。次の対戦相手はここまで全勝の東海大だ。これからも厳しい戦いが続くリーグ戦だが、5位という目標に向かってチーム一丸頑張ってほしい。

試合後のコメント
吉野主将:後半は追い上げたが、流れを自分たちに持ってこれなかった。(これからは)上級生が厳しくなって、練習から緊張感を持たなければ。ディフェンスはまとまってきているから、オフェンスの力をあげる。(東海大戦に向けて)ノーマークシュートを確実に決めるなど、当たり前のことをやれるようにしたい。

松本監督:立ち上がりで早稲田の気迫に負けた。ミスからの速攻でリードを許した。前半の点差が大きかった、後半は良かったのに…。(これからは)厳しい練習をしていかなければならない。選手たちも課題は気付き始めただろうから、自発的な練習を期待したい。