
松本(昂)、日本人トップの成績で堂々の4位/日本学生選手権
今大会を練習の一貫と捉えていた松本(昂・情コミ3)だが、試合後「(せっかくだから)3番以内に入りたかった」と悔しい表情を見せた。松本(昂)はレース序盤、先頭で走り後続の走者を引き離す理想の展開。しかし中盤以降、先頭集団から脱落し終わってみれば4位となった。ゴール手前の直線でサムエル・ガンガ(広島経大)との熾烈な争いを僅差で落とし、4位に終わった松本(昂)だが「悔しい、身長が5センチ足りなかった」と試合後にはおどける余裕を見せた。
選手のコメント
松本(昂)
選手のコメント
松本(昂)
「(今大会は)練習の一貫として出た。せっかくだから3位以内に入りたかったけど、入れなかったのは自分の力不足。(3位とは)ほんのちょっとの差だったけど、その差が今後に大きく響いていくもの。ここで負けたから夏合宿が終わっても気持ちが浮つくことなく、また気持ちを引き締めて練習していけます。だからここで負けておいてよかったかなと。タイムはねらってなくて29分30秒くらいが出ればいいかなと思ってたけど、どうせ出場するなら挑戦してみようと思った。今後は日体大記録会に出るので、そこで足の調子をみて、いけそうなら記録をねらいたい」
東野
「今大会は次に控える日体記録会に向けた試合だったけど、体が動かなかった。レース序盤にもっと無理すればよかった。この先に控える菅平合宿ではしっかりと走り込んで調子を上げていきたい」
佐藤(圭)
「今大会は、学生の中で最大の大会だが、競歩陣は10月末にある高畠競歩に照準を合わせている。夏は成田や北海道で合宿を行い、しっかりと歩き込んできた。今後はその歩き込んだことを自信に変えて、技術やスピードを向上させていきたい。また課題はスタミナの不足なので、それを改善し後半勝負ができるようにしたい」
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