初日を終え上々のスタート/全日本学生選手権(新体操部門)

1999.01.01
 9月5日、海老名運動公園総合体育館で全日本学生選手権が開幕した。今大会は12月に行われる全日本選手権の予選も兼ねており、女子は12位以内、男子は18位以内が出場権を得ることになる。

 今夏の課題の一つに体力強化を挙げていた山本(政経2)は競技終了後「夏に練習量をこなしてきたので、その成果が出た」と語った。その言葉通り5日に行われたロープ、フープの2種目を体力を切らすことなく演技。細かいミスはあったものの上々のスタートを切ることができた。6日に向けては「気負わず自分を信じて、自分らしい演技をしていきたい」(山本)。


 また男子新体操の三宅(法2)は「リングで失敗してスティックで挽回する東日本と同じ展開になった」。しかしその失敗は、気持ちが吹っ切れるきっかけにもなり今後の演技に期待が持てそうだ。全日本選手権に出場するために重要となる6日の演技目標を三宅は「失敗がなく自分らしい演技をしたい」と語った。

 全日本学生選手権は、6日も同会場で行われる。2人の華麗な演技に注目だ。