
卒業生スピーチ/明治×法政 on ICE 2025
明治×法政 on ICE 2025(明法オンアイス)では、毎年卒業生の演技後に一人一人のスピーチがある。今回も選手がこれまでのスケート人生を振り返り、今後について語った。本記事では、今年度で明大スケート部を卒業する大島光翔主将(政経4=立教新座)と堀見華那(商4=愛知みずほ大瑞穂)のスピーチの全文を紹介する。
大島
「本日はお越しいただきありがとうございました。改めまして来シーズンも競技者として1年頑張っていきたいなと思っています。僕は今年1年間主将を務めさせていただいたんですけど、入学当初から今も変わらず一人では何もできない人間といいますか、本当に周りの人間あっての僕で。僕が入った時にはたくさんのすごい先輩がいて、特に男だったら山隈太一朗(令5営卒)先輩だったり、堀義正(令6商卒)先輩、松井努夢(令6政経卒)先輩に引っ張られて、気付いたら4年生になって。今年1年間主将として外面だけでもかっこよくと思って、すごく強く表舞台には立てたのかなと思います。唯一の同期の堀見華那ちゃんが本当に後輩の面倒を細かく見てくれて後輩もしっかりした子たちばっかりで、僕を支えてくれて、それで1年間主将として僕らしくまっとうできたのかなというふうに思っております。本当に感謝しています。この4年間、1年生から4年生まで本当に楽しい毎日で、監督だったりコーチの方々、明治大学の部員の先輩方、後輩方に支えられての4年間だったと思います。まだまだ後輩たちは僕に試合会場で会うことも多いと思いますし、堂々とした先輩の姿として、競技者として堂々と演技ができるように、また成長して皆さまに笑顔を届けられるような、そんな競技者になれるように、精いっぱい頑張っていきたいと思います。最後に、来シーズン明治大学の後輩たち、もちろん法政大学の後輩たちもみんな試合で頑張ると思います。活躍すると思います。その際には僕の大好きな自慢の後輩たちにですかね、本当に大きな声援をお願いしたいなと思っております。でも、もちろん僕に一番大きな声援をいただけるとありがたいです。本当に幸せな4年間でした。ありがとうございました」
堀見
「本日はお忙しい中こんなにたくさんの方にお越しいただいてありがとうございます。私がこの明法オンアイスを初めて見たのは高校3年生の時で、配信で見ていたんですけど、その時に明治に入るというのが決まっていて、先輩方と一緒にスケートできるのが楽しみだなという気持ちで見ていたのを覚えています。それからあっという間に4年が経って、私が送られる側になってしまったのがとても早いなと感じています。私のスケート人生は16年だったんですけれども、本当に山あり谷ありの連続で、ケガをしてしまったこともたくさんあったし、ジャンプが試合で決まらないことが多くて、なかなか結果に結び付かないことも多くて、いい結果が残せない苦しい期間があったんですけど、そんなケガをした時とかに、先生方がスピンとか表現力とかスケーティングの面でスケートの奥深さをたくさん教えてもらいました。それで本当にスケートが大好きになって、苦しい時もスケートを辞めたいと思ったことがなくて、ずっと続けることができました。16年間も熱中できるものに出会えたことが本当に幸せだなと思っています。ここまで続けられたのも、どんな時もたくさん応援してくださった先生方や監督、こんなに好きなことをやらせてくれた両親のおかげでもあるので本当に感謝しています。ありがとうございます。この先私は現役から離れて社会人として新しい一歩を踏み出すんですけど、このスケート人生のおかげでこれから苦しいことがあっても乗り越えられる強い精神力を身に付けることができたなと思っているので、この先も笑顔で頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」
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