
明大から3人出場 社会人オールスターに黒星/ALL―STAR GAMES
大勢の観客に見守られる中、全国学生オールスター対全国社会人オールスターの一戦がアミノバイタルフィールドで行われた。全国7地区から推薦を受けた選手が選出され、関東地区の代表として明大からはMF(ミッドフィルダー)齋藤千暖(政経4=新発田)、MF田村葵(農4=大和)、G(ゴーリー)村田知沙都(政経4=東京女学館)の3人が出場した。
◆1・18 ALL―STAR GAMES(アミノバイタルフィールド)
▼対全国社会人オールスター
全国学生オールスター6―9全国社会人オールスター◯
明大からは同大学最多の3人が選出され、全国社会人オールスターを相手に躍動を見せた。試合は序盤から全国社会人オールスターが主導権を握る。全国学生オールスターも果敢にボールを奪うが、普段の関東学生リーグ戦(リーグ戦)にはないボールを保持してから一定の秒数以内にシュートを打たなければならないというショットクロックルールの導入もあり、もどかしい攻撃が続く。「明大では時間を使ってじっくり攻めるというのをやっていたのでショットクロックルールがあることにより、攻撃で落ち着くことができずやりづらかった」(田村)。そんな中、田村はショットクロック制限残り1秒で味方からパスをもらうと的確なショットで得点。「今日は少ないチャンスだったが、しっかり決めることができた」(田村)。数少ないチャンスをモノにし、社会人相手に一矢報いた。また村田は2度の好セーブを見せるなど存在感を発揮。「いつも通りフラットに待ってシュートの箇所を見極めることに集中できたのが良かった」(村田)。試合後半に全国学生オールスターが追い上げを見せるも、わずかに及ばず3点差で全国社会人オールスターの勝利となった。
「社会人や他大の選手と一緒にプレーをしてまだまだレベルアップできるところがたくさんあり、うまくなる可能性も無限大だと感じた」(齋藤)。大学ラクロスは引退となるが、明大で培った経験をもとに次なる舞台へと進む。
[伊原遼太朗]
試合後のコメント
齋藤
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「去年は学生側が負けていたので今年は勝ちたいという思いでやったのですが、3Qでファウルになってしまいました。そこを耐え凌いでみんなで楽しく学生らしくできたことが良かったと思います」
――社会人チームと戦ってみて手応えや自分の動きを振り返っていかがでしたか。
「細かいグラボの読みだったり、運動量の部分で学生が上回れたところもあるのですが、シュートの精度だったり、クロスワークだったりで学生と社会人のレベルの差を感じたので、そこはもっと上げていきたいと思いました」
――明大のチームとして戦うのと、他大の選手とチームを組んで戦うのでは、何か違いはありましたか。
「今までライバルだった選手たちと一緒にできたので、それぞれの強みを生かし合いながらプレーできるのがすごく楽しかったです」
田村
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「いろいろな選手とプレーをして、対戦相手も社会人で、本当に楽しかったです」
――社会人チームと対戦していかがでしたか。
「やっぱり学生にとってはいろいろなプレーの質だったりを実際に体感することができて成長につながったと思います」
村田
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「今日の試合はもともとみんなでお祭りというテーマでやっていました。全員が楽しめたっていうところはすごく良かったなと思います」
――ご自身のプレーや動きは振り返っていかがですか。
「最初ちょっと1Qの序盤でカットで取られてシュートを綺麗に決められるシーンがあったのですが、そこでディフェンス的にも集中できて、自分も体を温めてだいぶ動けるようになったので良かったなと思います」
――今まで敵同士だった他大の選手と今回チームを組んで試合したことに関してはいかがですか。
「リーグ戦期間やこの前からも結構みんな仲良く試合とかもやっていたので、同じチームでできるというのは感慨深くてすごく楽しい試合でした」
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