全日本インカレ直前特集!

1999.01.01
 北京オリンピックが開幕する明日(8日)から14日まで大学ソフトテニス界でも最高峰の大会、全日本インカレが三重で開催される。

 昨年9月に北主将(農4)体制に変わって以降、長年低迷を続けていた秋季リーグでは2位に浮上し、東京六大学リーグでは宿敵早大を下し優勝。続く東西王座決定戦では関西学大を破り東西制覇を果たした。そんな飛ぶ鳥を落とす勢いの本学が6月末に行われた東日本インカレで優勝し、「モチベーションが上がり勢いがついた。(全日本に向け)ますます調子が上がってきている」(北主将)。

 昨年は準々決勝で涙を飲んだ本学だが、「上位校に技術的差はない」(斎藤監督)という。テンション・モチベーション共に最高潮の今年は、全国のなみいる強豪を凌駕(りょうが)し、その頂点に立つことができるだろうか。

◇大学対抗(団体戦)に出場が予想される選手たち

・上嶋(政経3)・坂東(商3)ペア
 07年全日本学生ランキングで4位。06年全日本学生選抜インドア選手権では1年生ながらも優勝を飾った本学の主力。「チーム全体としてレベルは上がってきている。個人より団体で勝ちたい」(上嶋)。

・松本(商3)・岩崎(営2)ペア
 同ランキング6位。抜群の安定感を誇るストロークをもつ松本は本学シングルスの要でもある。後衛同士の乱打戦になったときなどに、岩崎のボレーがさえる。「普段はチャラいが、試合になるとやってくれる」(松本)。

・竹綱(文1)・北ペア
 高校時代に国体優勝という輝かしい実績をもつ竹綱。1年生ながらもすでに大きなその存在感をもってして全国に挑む。一方で今大会が自身最後となる北主将。長年の部の目標である「全国制覇」へ向け、チームに懸ける思いは人一倍強い。

 一方、今年4月に数年ぶりに入部した4人の女子部員は、関東学生2部トーナメント選手権で1位2位を独占し、東日本インカレでも1部校の青学大相手に2-3と健闘している。「ベスト8常連校に引けを取らない実力は十分ある」(斎藤監督)。全日本の舞台で、その強さを存分にアピールしたいところだ。