岩下・甲斐ペア善戦!全日本大会出場決定/関東大学選手権

1999.01.01
 7月に突入し暑さもいよいよ本格化。そんなHOTな夏ならではのスポーツ、ビーチバレーの関東大学選手権が、7月5~6日に湘南海岸サーフビレッジにて開催された。本学からは3、4年生中心に3ペアが出場、そのうち岩下・甲斐ペアはベスト8入りを果たし、8月に神戸で行われる全日本大会の出場権を獲得した。

 本学では部員が夏限定でペアを作りビーチバレーに参加する。6人制で行うバレーボールと違い2人で行う競技。そのためコートに空きスペースもできやすく、ペアがどれだけ息の合ったプレーができるかが勝負となる。

 1日目は1、2回戦、2日目は3回戦から決勝まで行われた。

 石川・渡辺ペアは前半は相手にリードされるものの、粘り強いプレーをみせ23-23の同点まで追い上げる。しかし反撃もあと一歩届かず、最後は逃げ切られ1回戦敗退という結果に終わった。

 また、上位が期待された深町主将とエース廣本のペアだったが、東海大の力強く的確なスパイクとブロックに阻まれ惜しくも2回戦敗退。全日本大会出場を逃した。

 一方、そんな中ベスト8入りと好成績を残したのは、リーグ戦などではあまりレギュラー入りしていない岩下と甲斐の4年生ペアだ。「よく一緒に飲みに行きます」(岩下)と、プライベートでも仲良しの2人は、息の合ったプレーで第1、第2試合と順調に勝ち進む。国士大との3回戦は負けたものの、途中同点に追いつくなど強豪相手に善戦を見せた。

 敗北した3回戦を振り返り岩下は「チーム的には僕らと似ていた相手でした。とにかくボールを拾えばチャンスはあると思っていたけど、やっぱり拾い負けしちゃいましたね」と敗因を語った。だが「今日のような相手は全日本大会ではたくさんいると思う。もっと練習が必要ですね。出るからには優勝を目指します」と、全国大会でのリベンジを誓った。「試験が終わったらビーチバレーに打ち込みます。この夏はおそらくずっと甲斐と一緒ですよ。きっと(日焼けして肌が)真っ黒になっちゃいますね」(岩下)。

 8月の全日本大会、夏の暑さに負けないくらい熱い男たちが、頂点を目指し神戸に集結する。