スパーリングで個々の力が激突/合同スパーリング

1999.01.01
 リーグ最終戦を1週間後に控えた本学。この日は3部に所属する慶大を迎えてのスパーリングが行われた。個々の力が互いに発揮され、白熱したスパーリングとなった。

 本学が所属する2部は7人制で行われるが、個人の調整の出来次第が勝敗に大きく関わってくる。そのため、本学は試合のない週を利用して積極的にスパーリングを行っている。試合に向けて常に状態をベストなものにするためだ。この日スパーリングを行った慶大も、チームとしては3部に所属するが、個々の力は2部の選手と劣らないほどの実力を見せていた。スパーリングでは、本学の選手同士のものも組まれた。すべてはリーグ最終戦勝利のため。手加減はみじんも感じられなかった。

 スパーリング終了後、本学の選手たちはスパーリングの疲れも見せず、気合いの入った掛け声とともに通常練習を行い汗を流した。圧巻は2人1組になって交互にサンドバッグを30秒間打ち続ける練習だ。これを4回行い、選手はパートナーが抑えるサンドバッグを無心で打ち続けた。まるで嵐のような4分間だった。

 1週間後に控えるリーグ最終戦の相手・中大は、昨年まで1部に所属していた強豪。本学のリーグ優勝はなくなってしまったものの、上位の成績で終わるためには負けられない試合になる。

試合後のコメント
丹下監督
「相手選手も強かった。中大に勝利して2位で終わりたい」。
伊達
「スパーリングは全然ダメだった。やっている最中に気を抜いてしまうところを注意されてしまった。試合でダメだった点を克服するのがスパーリング。1戦1戦良くなってきているので、最終戦はなんとか勝ちたい」。

~第61回関東大学2部リーグ戦~
◆7・12 対中大戦(後楽園ホール)
アクセス:JR中央線水道橋駅から徒歩5分

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