
ルーキー紹介(2) 徳山利範・相澤龍
真面目さがウリ!徳山利範
彼を一言で言うならば、「すごくまじめ」(加藤大・営2)。「レスリングだけではなくて、まずは勉強をちゃんとやっていきたい」と、体育会ながら理工学部に通う部内きっての頭脳派レスラーの言動からは、まじめさがにじみでている。
もちろん勉強だけでなく、レスリングの実力も十分。高校時代には全国大会上位入賞の常連で、3年次には日本代表として海外遠征を経験するなど、その存在は際立っていた。とはいうものの、当の本人は「代表でアメリカにいったとき、向こうの道路は片側だけで6車線もあって驚きました」と、レスリングとは関係のない思い出を語るなどいたってマイペース。それでも辛いことも多いこの競技で「辞めたいと思ったことはない。辞めたら何も残らないから」と、時折見せる強い意志からは頼もしさが感じられる。
まだ大学での大会出場は少なく、「試合になると混乱してしまうので、落ち着いてやりたい」とまだ完全には慣れていない様子だ。しかし、まだ1年生で素質のある選手。これからの成長に期待したい。
☆一問一答☆
――レスリングを始めたきっかけは?
「高校から始めたんですが、先輩がレスリング面白いよって誘ってくれたからです」
――明治に入学した理由は?
「『権利自由』、『独立自治』の精神がいいと思います(笑)。勉強も練習も厳しくてやりがいがあると思いました」
――大学4年間での目標はありますか?
「ロンドンオリンピック出場。ベスト16以上を目指したいです」
――得意技は?
「片足タックルです。足を取ったあとどう動くかを見ていてほしいです」
――レスリングをやっていてよかったことは?
「全国各地に行くことができました。韓国やアメリカの遠征にも行けました。レスリング以外では外に出たことがほとんどありません」
――趣味は何ですか?
「寝ることです。ぼーっとしていたい」
――着メロは?
「競馬のGIの本馬場入場のときの音楽です」
――チャームポイントは?
「言わなくても自分からやるところ。人のやりたがらないこともやってくれます」(相澤・農1)。
――自己アピールしてみてください!
「何か一発やらかしたいと思います!見ていてください!」
――新人戦の意気込みを!
「優勝します!」
◆徳山利範 とくやまとしのり 理工1 鳥取中央育英高出 176cm・78kg
努力は裏切らない・相澤龍
レスリングを始めたのは中学生のとき。きっかけが他の人とは少し変わっていて、「柔道をやめたかったから」。柔道家の多い家系だったという相澤家。いとこ、兄弟が県や東北チャンピオンという強力な環境で育ったものの、本人は思うような結果が残せず情熱を失ってしまっていた。
そんなときに出会ったのがレスリングだった。最初は「やってみたら楽しかった」という程度のものだったが、練習をすればするだけ自分が強くなるのを感じ、この競技にのめりこんでいった。さらには初めて出場した高校総体でいきなり優勝するなど、レスリングとの巡り合わせは運命的なものだったのかもしれない。
そんな彼が何度も口にしたのは「レスリングはやったらやっただけ成果が出る」ということ。努力は裏切らない。そんな信念を胸にこの4年間に挑む。
☆一問一答☆
――レスリングを始めたきっかけは?
「柔道をやめたかったからです。また、父親がレスリングをやっていたというのもあります」
――明治に入学した理由は?
「レスリングをやる環境としていいと思ったからです。文武両道でやるときはやるっていうのもいいと思いました」
――大学4年間での目標はありますか?
「文武両道を目指します。学校きついけど、ついていけるように頑張ります」
――得意技は?
「投げ技です。相手と組んだとき、どの技にいくか見ていてください」
――レスリングをやっていてよかったことは?
「体つきがいいからケンカとか絶対に売られない(笑)。体つきのことが話の種になって、友達もたくさんできました」
――趣味は何ですか?
「いい休日をどう過ごすか考えることです」
――着メロは?
「LGY」
――チャームポイントは?
「『気が利いて、人間関係を築くのが上手いです。要領もいい』」(徳山)。
――自己アピールしてみてください!
「今後の成長を見ていてください!」
――新人戦の意気込みを!
「1番か、2番になりたいです」
◆相澤龍 あいざわりゅう 農1 仙台育英高出 171cm・66kg
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