新人戦最終日、4位で終わる/関東大学新人戦

 筑波大との3位決定戦。序盤からゲームは筑波大ペースで進んでいった。

 前半本学はなかなかシュートが決まらず、逆にパスを回され、ノーマークでシュートを決められる場面が多く見られた。しかし、後半、点差を離されそうになっても、若林(商2)を中心に、金丸(晃・政経2)や田村(政経1)などリーグ戦でも活躍が期待される選手が1対1でシュートを決め、粘り強さをみせた。結果は16点差で負けてしまったが、昨日の青学戦とは違い、最後まであきらめない姿勢が見られた今日のゲームだった。

 塚本ヘッドコーチは「春にこれだけの試合ができて良かった。選手たちは良く戦ってくれた」と新人戦の収穫に満足そうだった。また、今大会で優秀選手賞を獲得した金丸(晃)は「上に行けば行くほど試合は厳しくなる』と秋のリーグ戦に向けて気持ちを新たにした。

 「勝利は練習の副産物だ」と塚本ヘッドコーチは語る。今回の4位という新人戦の結果。秋のリーグ戦1部昇格に向け、今後さらに厳しい練習に励む明治大学男子バスケットボール部に大きな期待が懸かる。