満足いく結果残せず/矢野杯東日本学生個人選手権
矢野杯へ向けて「基本練習の繰り返し、各自の得意技の強化」(清水監督)を重点的に鍛え臨んだ本学は、内山主将が4位入賞を果たした。だが「優勝が目標」(内山主将)と結果に満足はしていない。本大会で良い結果を残し後期へをつなげていきたかったところだったが、納得のいく試合ができず無念の結果に終わってしまった。
段の部、昨年の同大会で3位という結果を残し今年は昨年以上の活躍が期待されていた尾川。だが5回戦でと胴突きで一本取られ、敗戦を喫する。「敗因は試合のペースだった」(尾川)。後山も残り5秒でひざ蹴りを受け、あえなく敗れ、次々と本学の選手が退いていった。
その中、主将の内山はライバル中大のエース・辻に鮮やかな胴蹴りを決めストレート勝ちし、準決勝に駒を進める。しかし迎えた準決勝では、相手から1本取り返すが惜しくも敗れてしまう。「負けたのは体力が切れてきたのもあったし、技術面でも負けていたから」(内山主将)。
級の部では、富安が2回戦敗退するも、浦口は完全にペースをつかみ右面に一振り入れ、1本を奪う。そして続けて面突きをたたき込み、準決勝へと勝ち進んだ。しかし胴突きをたて続けに受け、準決勝に敗れてしまう。だが「浦口は成長している。拳法を始めて1年半だが、技に柔軟性がでると今後の精進次第でレギュラー入りできる」(清水監督)
結果を残すことができなかった本大会。だが新たな課題も発見できた。「パンチのパターンを増やしていきたい」(後山)、「夏には走りこみをして体力をつけていきたい」(内山)。
今大会を終えて、これから長期オフに入る本学。オフ中は個人で練習を怠らず、この無念を秋へとつなげてほしい。
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