課題残るも、つかんだ収穫/東京五大学対抗戦

 個人個人がそれぞれの思いを胸に挑んだ東京五大学対抗戦。今大会は事実上の記録会で本学からは15人が参加した。

 先月の全日本個人に出場した阿部(政経4)、古庄(政経2)、武市(農1)、加藤(政経)以外の11人にとっては久しぶりの実戦となった。

 全体的に見てどの選手も持ち上げることはできていたが、押し上げるまでの力がたりていなかった。記録会後の講評でもあったようにミスが多く「練習不足で100%の力を出し切れなかった」(美島・法1)。残りの4人もバイトや練習不足で「結果が残せなかった」と口をそろえた。また、古庄に限っては「スナッチで右ひじを故障し棄権した。本当に悔しい」と今後に不安を残す形となった。

 しかし、「東個人に向けて今日より10㎏上げれるように頑張りたい」(美島)や「練習不足を解消して東個人で勝ちたい」(武市)などと、個人個人がしっかりとした目標を見つけることができ、収穫のある記録会でもあった。