大会直前インタビュー1年生編/第69回全日本学生選手権

2024.11.30

 12月1日、大学王者を決める全日本学生選手権(府立)が開催される。今季ここまで団体戦をすべて優勝してきた〝井上メイジ〟は、創部70周年の節目の年にグランドスラムを達成するため、今年度最後の舞台へと挑む。今回は1年生の土屋泰生(文1=関西福祉科学大)、山田太粋(法1=岩槻)、児玉虎乃輔(政経1=東京学芸大付国際中等教育)のインタビューをお届けする。

(この取材は11月23日に行われました)

――ルーキーイヤーを振り返っていかがですか。
山田太:「大学入学前に想像していた1年よりかは、いい大会でいい結果を残すことができた1年だったのかなって思います。団体戦は90点ぐらいは取れたのかなって思います。個人戦はダメダメだったので、来年からもっと頑張ります」

土屋泰:「結果よりも、練習とかいろんなこと追い求めて、なんか自分の1年を濃くできた。そう。なんか色々ちょっと難しいな。結果よりもその練習内容とかでいっぱい考えて、新しいことしてってあう濃い1年だったなって印象です」

児玉:「一般生で4月から日本拳法始めて。そうして、新人戦とかで初めて試合をしたりして負けちゃって。けど、なんか面白いなって思って、やっと知り始めた1年でした」

――大学の拳法はどのように感じましたか。
山田太:「想像していたよりも自分の拳法が通用したので、そこは良かったかなと思うんですけど、相手のフィジカルや、高校ではなかった部分が、重要になってくるところで、自分の速さが損なわれないようにフィジカルを上げていくというのがかなり大変でした」

土屋泰:「スキルだけで通用する部分もあるけど、1番になるためには絶対スキルだけじゃ無理っていうのがやっぱ高校との違いかなと思っています。みんなパワフルにやって、そこをカバーできるスキルと、ある程度のパワーのある感じが大事になるなって感じました」

児玉:「そもそも体育会の部活が初めてだったので、すごいみんな筋肉とかすごいなみたいな(笑)。圧倒されました」

――グランドスラム目前ですが、今のお気持ちはいかがですか。
山田太:「チームとしてはやっぱ大きいグランドスラムってめっちゃ大事だと思うんですけど、僕たちは初めてなので。絶対に勝つっていう気持ちもありつつ、まず初めてなんで、やっぱり楽しんでやりたいなと僕は思ってます」

土屋泰:「自分のことじゃなくて、もう団体戦はもうチーム、先輩のこと考えて、ほんま先輩楽させる、先輩立てるぐらいの感じで。でも がむしゃらに頑張ってイノウエキャプテンに腹持たせれたらなって感じですね。はい。本当それしか考えてないです」

児玉:「本当に井上(晴陽主将・法4=三井)キャプテンが最後笑って優勝となれるように頑張ってほしいです」

――府立に向けての意気込みをお願いします。
山田太:「みんな笑顔で終わることが1番の目標ですけど、個人としてはやっぱ今のところ大学で団体戦の無敗なので、ここでもしっかり勝って。泰生も言ってたんですけど、先輩に楽させたいです」

土屋泰:「府立は明治に行きたいって思ったきっかけの大会が府立なので。小さい頃見てて、負けてる明治も勝ってる明治も見てきて、勝ってる明治がやっぱりかっこよかったので。自分一人の力じゃ無理ですけど、全員で先輩に花持たせれたらなって思います」

児玉:「僕は全然試合出ることはないですけど、でもそれでもみんなとグランドスラムの目前まで来てるんで、しっかり優勝できるよう頑張って応援したいです」

――ありがとうございました。

[聞き手:中川美怜]