
躍進に向け、課題は調整/東京有明国際女子オープン1
硬式庭球部に現れた強力ルーキー横田が、国際大会で本戦出場を果たした。現在、横田は世界ランク899位。今大会には、最高105位の世界ランカーをはじめ、最近現役復帰を果たしたクルム伊達公子(エステティックTBC)も出場している。
先日の春関では、腰を痛めたことにより練習不足で本領発揮とはならなかった横田。そして迎えた今大会。シングルス敗退後、横田は「だめでした」と不満の声を漏らした。大会前に体調を崩したこともあり、春関から体力も技術も戻っていなかったと言う。試合では、「フォアが自分の武器なのに調子が出なくて、どうしていいか分からなかった」(横田)と苦しんだ。しかし、1セット目を3-6で相手に先取されるも、徐々に調子を上げ2セット目では5-7と粘りを見せた。
今大会では「次の試合では、しっかり調整して自分のテニスをしたい」(横田)と大きな課題を残す結果となった。「ちゃんとした試合を見せたいんですけどね」と明るく語ってくれる横田の計り知れない実力を早く見たい。
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