
2年連続男女アベック優勝ならず/関東学生選手権
今シーズン最後となる公式戦。本学からは3人が出場した。男子は鳥居が2位に30点近い差をつけ、堂々の1位。一方女子は萩原が2位、望月が5位で終わり、残念ながら2年連続のアベック優勝とはならなかった。
今大会は、各選手とも来シーズンに向けての課題が見えた試合となった。
今大会は、各選手とも来シーズンに向けての課題が見えた試合となった。
腰を痛めながらも出場した鳥居は「練習が思うようにできなかったわりには、ジャンプが決まった」と思った以上の結果に手応えをつかんだ。「中盤以降疲れてしまい、動きがぎこちなくなってしまった」と体力面での課題は残る。だが、「今シーズンの悪い流れを断ち切れたと思う。来シーズンもこのままのいい流れでいきたい」と笑顔で復活を誓った。
一方、「久しぶりの試合だったので、すごく緊張した」と話した萩原。ジャンプでのミスが目立ち、1位にわずか3点ほど及ばず2位に終わった。「試合前の調子は良かった」と振り返る彼女だが、「ジャンプで転んだときは自分でもまさかと思った。体力ももたず周りも全く見えなかった」と悔しさをあらわにした。来シーズンに向けて「後半にもトリプルジャンプを2回入れて、合計5回のジャンプを飛べるようにしたい」(萩原)。前向きな姿勢でさらなるレベルアップを目指す。
「集中力が足りなかった。今日の試合は30点」と苦笑いで話したのは望月。萩原と同じく、昨年より順位を1つ落とした。「ジャンプを安定させたい。来シーズンは後半にもジャンプを入れていきたい」(望月)。自ら“課題”と語るジャンプの上達が、飛躍のカギを握っている。
次の大会は10月の東京選手権。秋シーズンに向け、自分との戦いが始まる。
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