(2)全カレ事前インタビュー/渡邉健

2024.11.20

 11月26日から全日本大学選手権(全カレ)が行われる。今年度、東日本大学選手権(東日本インカレ)、秋季リーグ戦(秋リーグ)ともに2位の明大。残すは優勝の栄光ただ一つだ。

 大会を1週間後に控えた選手たちのインタビューをお送りします。第2回は渡邉健選手(政経2=日本航空)です。

(この取材は11月17日に電話で行われたものです)

――今のコンディションはいかがですか。
「今のコンディションはばっちりです。トレーニングとかもあってきついんですけど、それを全カレに向けた準備としてぬかりなく実施してます」

――どのようなトレーニングをされていますか。
 「最近はフィールドトレーニングって言って、ダッシュ系だったり、体幹トレーニングだったり、ジャンプトレーニングだったり、 これを一気にやるっていうトレーニングを実施していてそれに力入れてます」

――来週に全カレを控えていますが、今の心境はいかがですか。
 「去年自分はユニホームすらもらえなくて応援だけだったので、憧れの舞台なので本当に頑張りたいなと思います」

――昨年度はどのような気持ちで全カレを見ていましたか。
 「大学で一番大きな大会で出たいなっていう気持ちが強くありました」

――これまでの試合を振り返っていかがですか。
 「やっぱり東日本インカレで準優勝してからチームの自信がついて。秋リーグでも自分は出れなかったんですけど、2位っていう好成績を残して、全カレに向けていい準備は本当にできていると思うので、あとはもうやるだけです」

――ご自身の強みは何でしょうか。
 「高い打点からの、奥に打つクイックだと思います」

――チームの中ではどのような存在だと考えていますか。
 「サイドが決まらない時に、そこで決めて流れを向こうに渡さないであったり、逆に自分が決めて流れをこっちに持ってくるような、エースではないですけど、裏の立役者というか、そういう感じの存在だとは自分では思ってます」

――この1年間で成長したと思うところはありますか。
 「成長したなって思うのはやっぱりブロックの反応ですね。4年生の金田晃太朗さん(政経4=駿台学園)がブロックすごくうまくて、結構練習でも教えていただいて。ブロック練習にもチーム全体で力入れてたのでブロック力は上がったなって自分でも感じています」

――個人として今後伸ばしていきたい部分はどこですか。
 「今後伸ばしていきたいのはサーブですね。自分のミドルのサーブが強ければ流れを持っていきやすいですし、チームも盛り上がるので強くしていきたいですね」

――今のチームの雰囲気はいかがですか。
 「もう1週間前っていうことで、やるしかないっていう感じでみんな気合い入ってます。今日も練習試合だったんですけど、結構いいプレーとかも出てたり、いいプレーが出たら盛り上がってとか、いい感じの雰囲気でできているのでこれを継続していって全カレに入っていきたいなって思ってます」

――明治の強みはどのようなところだと思いますか。
 「身長がないので、あと一発があるエースがいるわけでもないので、やっぱり粘り強いバレー。拾ってつないでっていうバレーを強みにしていると思います」

――練習ではどのようなことを意識していますか。
 「個人的にはサーブに力を入れてます。チームとしては、ディフェンス面でのレシーブですね。ブロックの関係でも、話し合って、抜けたところを拾いに行ったりっていう練習を最近多くやっているのでディフェンス面を強化してると思います」

――4年生は最後の大会ですが、4年生に対する思いはありますか。
 「やっぱり今年一年Aチームに入ってすごい声を掛けてくれたりとか、面倒を見てもらったので絶対最後は4年生を笑顔で終わらせてあげたいなっていう気持ちは自分には強くあります」

――全カレへの意気込みをお願いします。
 「優勝します」

――ありがとうございました。

[坂内咲月]