
中盤から追い込まれ法大に無念の敗北/エイワ杯関東大学リーグ戦
セカンドリーグ3戦目の相手は、強豪・法大。立ち上がりは良く、2点差をつけて第1Pを終了した。しかし中盤から相手の猛攻に耐えることができず、守備を崩すことができなかった。第3Pでは堅固な守備を見せたものの、第2Pの失点が響き今年初めて法大に敗北を喫した。
◆9・8~12・1 エイワ杯関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ他)
▼11・17 対法大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
明大4{3―1、0―4、1―1}6法大◯
「第1Pから、みんなで自分のやることやろうと思っていた」(DF馬場杏爾・政経4=駒大苫小牧)と決めて挑んだ今戦。開始直後、FW大竹広記主将(営4=白樺学園)が颯爽と敵陣地へ走り抜けシュートを放ち、得点した。「FW岸本(航太・政経2=白樺学園)が良いパスを出してくれたので、そのまま一直線でゴールへ向かった」(大竹)。さらに3分後、馬場が細かいパスの応酬を繰り広げゴール。「うまい具合に敵の足に当たってゴールになった」(馬場)。その後の相手の注意がそれているのを利用したFW西脇颯(文3=武修館)のシュートもあり、第1Pは流れを相手に渡さず3―1で終了した。
しかし第2Pでは波乱の展開が訪れる。「反則が多くなってしまった」(大竹)ことにより人数不利で劣勢になる場面が続き、連続失点で追いつかれてしまう。守備を崩された明大には、「ペナルティーの差から自分たちのピンチを招いて失点することがあるので、守りから攻撃につなげる意識を自分も含めて頑張っていきたい」(FW小桑潤矢・営1=埼玉栄)と課題が残された。流れを変えようと望んだ第3Pではチーム一丸で相手の攻撃を防ぎ、終盤にDF成瀬翼(商4=埼玉栄)が意地の得点。しかし第2Pの失点が影響し、4―6と悔しい結果になった。
ファーストリーグの法大戦では、激闘の末勝利したものの、今試合では敗北した明大。ケガも多数発生し厳しい状況ではあるが、優勝を狙うため残り2試合は勝利したい。「(試合後のチームは)各自で反省してビデオを見返したりしているので、もう次に向かっている。今日負けたことはしょうがないので、これを生かして常に頑張っていきたい」(馬場)。次戦まで残すところあとわずかだが、今日の試合を糧にし万全な状態で試合に望みたい。
[菊池紗更]
試合後のコメント
大竹
――次戦への意気込みをお願いします。
「まだ優勝は狙えるので、次戦はなんとしても勝ちたいです」
馬場
――ピリオド間で話していたことを教えてください。
「秋リーグがこれで面白くなったかなというか、次の2戦どっちも勝たないと優勝できないことにより逆に面白くなってきたので、みんな気合入ると思います」
小桑
――1年生で第1セットを任されましたが、プレッシャーなどはありますか。
「プレッシャーもありますが、周りの先輩方がサポートしてくれて、キャプテンの大竹さんなどが結構自由にやれみたいな感じで言ってくれるので、のびのびできるというか。ただ、そこで自分のプレイができればいいのですが、ここ最近あんまりできていないので、不調の波を戻して残りの2試合につなげたいです」
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