12人中10人が4日目に進出/関東学生選手権

2024.11.14

 シングルスの2回戦が行われた3日目。明大から12人が出場し、10人が4日目に進出を果たした。4日目にはシングルスで勝ち残った10人に加え、男女合わせてダブルス7ペアがベスト16を懸けて戦う。

◆11・11~18 関東学生選手権(大宮けんぽグラウンド)
▼男子シングルス
[3回戦進出]
鈴木久、今里、松本、山中、河野、五十嵐涼、水野

▼女子シングルス
[3回戦進出]
五十嵐唯、白﨑、長谷川

[2回戦敗退]
丸山、村松

 河野隼也(営2=鳳凰)が圧巻の試合で3回戦に駒を進めた。第1セット第1ゲーム、河野のブレークで試合が始まる。「相手のラリースピードは速かったが簡単なミスなくいけた」。続く第2ゲーム、第3ゲームでは1点も与えずゲームを獲得。流れをつかみ、6―1で第1セットを取った。第2セットでは拮抗(きっこう)した立ち上がりとなる。しかし、お互いがサービスゲームをキープして迎えた第4ゲーム。ラリーでペースを握るとボレーでポイントを連取しブレークに成功。最後のサービスゲームは3度デュースにリセットがかかるも終始押していた河野が勢いそのままに勝利を挙げた。

 圧勝だったものの少し反省点が見つかる。「中途半端になっているところがあり、相手の緩いボールに自分から(攻めて)いけなかった」。今大会25〜28シードである河野の次の相手は格上である栗山(早大)。ジャイアントキリングに期待がかかる。

[保坂啓太郎]

選手コメント
河野
――今日振り返ってみていかがでしたか。
 「前半は相手の速いラリースピードに対してミスが増えるがことがなかったんですけど、後半は中途半端なところがでちゃって、最後のデュースの展開は集中力が切れかけていて中途半端なプレーになってしまったのが反省点です」

――試合後コーチとどのような話をしましたか。
 「相手のボールが甘いのに自分から行かずに相手に合わせてゆっくり返して強打で攻められるのが多すぎたことについて、アドバイスを頂きました」

ーー明日の意気込みをお願いします。
 「明日は早稲田の栗山で、とてもラリーのスピードが速くて、自分がそんなに速いタイプじゃないので溜めて打たれたら厳しいかなって思っています。ちょっとでも競れるよう頑張ります」