順大に惜敗、5位ならず/関東大学選手権
2-3のゾーンに対応してアウトサイドから攻めた第1クオーター。外でボールを回し、ディフェンスが広がったところで伊与田主将(政経4)の1対1が光った。冷静なゲームメイクとともにシュートを立て続けに決めて良い雰囲気を作り出し、川崎(政経3)らも3Pシュートが3本連続で入るなど、スムーズにプレーができた。
好調だった第1クオーターとは一転してパスミスが目立った第2クオーター。順大のディフェンスがマンツーに変わってから、得点が伸び悩んだ。「インサイドで攻めるファンダメンタルがなかった。マッチアップでディフェンスを打開できるのは金丸(晃・政経2)くらい」と塚本ヘッドコーチが話したように、金丸(晃)がインサイドで活躍し、前半は終了した。
両校ともほとんどメンバーを代えずに第3クオーターに臨んだ。積極的にドライブで仕掛けるも、ここでもインサイドで攻めあぐむ。しかし、金丸(英・商3)のゴール下での体を張ったディフェンスや、川崎の3Pシュートなどで粘り、互角の点差となった。
2点ビハインドで迎えた第4クオーター。伊与田主将のパスカットやアシストで流れが良くなりかけたが、立て直すことができないまま、主力メンバーはベンチに下がった。代わって出てきた野口(法4)、岸本(政経1)。落ち着いて下級生を引っ張る野口とは対照的に岸本は「新人らしくアグレッシブに行った」と、内、外両方から果敢に攻めた。しかし、力が及ばず10点差をつけられ敗北に終わった。
試合には敗れたが、重要なのは切り替えだ。今日の悪い面は忘れて、次に向けて強気なファンダメンタルを期待する。
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