
ベスト16進出も、本来のプレーできず/関東大学選手権
本学にとって関東トーナメント最初の試合となった立大戦。勝利は収めたものの、3部校を相手に思うように点差を広げられず、選手にとっては悔しい内容となった。
いつもの明治らしくないミスが目立った試合だった。立ち上がりからインサイドは金丸(英・商3)、駒水(政経2)がキープし、金丸(晃・政経2)に回したパスから得点を狙うが、ミスの連続でテンポ良くシュートにつながらない。外角のシュートも決まらず、スコアでは実力で上回る本学が優位に立つものの、いまひとつ波に乗れずにいた。反対に、劣勢でも食らい付いてくる立大のオフェンスは本学のスキを突いて着実に点差を追いかけ、39‐26で試合を折り返した。
第3クォーターからは飯沼(文3)、外塚(営3)らの投入でディフェンスを固め、立大の勢いを封じる。単発でしかシュートの決まらない本学だったが、途中エースガードの伊与田主将(政経4)に代わって出場した野口(法4)が連続で3Pシュートを決める場面もあり、追撃は許さない。終盤も猛攻は見られなかったものの、金丸(晃)が内角から得点を重ねるなどして確実に点差を守りきり、立大を退けた。
試合後、「トーナメント1試合目でプレーがかみ合わなかった」(金丸(英))と悔しそうに語った選手たち。京王電鉄杯、韓国遠征と良いリズムで試合をこなしてきたチームだったが、「調子の波を今日の試合に合わせられなかった」(塚本ヘッドコーチ)ことから、思わぬミスを連発してしまった立大戦。3年ぶりのベスト8を懸けた中大戦に向け、気持ちの立て直しが急がれる。
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