
内閣が閉幕 菊地が5位で表彰台を逃す/全日本大学選手権
大阪府の金岡公園体育館で全日本大学選手権が行われた。各大学1階級1選手のみに出場権が与えられる本大会に明大からは8人が出場。最高成績は菊地一瑳(政経2=埼玉栄)の5位となった。
◆11・9~10 全日本大学選手権(堺市金岡公園体育館)
▼57キロ
志村――2回戦敗退
▼61キロ級
角本――2回戦敗退
▼65キロ級
曽野――2回戦敗退
▼74キロ級
加藤――1回戦敗退
▼86キロ級
渡邊――2回戦敗退
▼92キロ級
菊地――5位
▼97キロ級
槇井――3回戦敗退
▼125キロ級
大浦――7位
菊地の準々決勝の相手は法大の矢作。第1Pは静かな展開となった。菊地が攻める姿勢を見せるもうまくいなされ、パッシブで献上した0―1で前半を終えた。「初戦の相手は自分より下の階級なんで、絶対に負けれないなと思って挑んだ試合だった」。先制されるも後半、残り時間2分にパッシブで1点を獲得し1-1で並ぶと、リスタート直後に相手を倒し2点を加える。試合終了間近には4点の反り投げを決め準決勝に駒を進めた。
準決勝の相手は「何度も対戦していて、いつも1Pで負けている」拓大の三浦。前半は猛攻に耐え、相手の得点を押し出しの1点のみに抑える。後半に入ると開始早々バックを取られローリングを許す。しかし、2回転目に抜け出した菊地が逆に相手を投げ2点を奪取。2―5と相手に食らいつくが敗者復活戦へと進むことになった。
2日目に行われた3位決定戦。勝てば表彰台入りが懸かる試合は相手の攻勢から始まる。「組み合った時にちょっと相手の力が強いなって正直思ってしまって。そのままずるずる負けてしまった」開始20秒で足を取られ2点の先制を許すと、そのまま連取され開始2分で11失点。惜しくも5位という結果になった。
[保坂啓太郎]
試合後のコメント
森陽保監督
――今大会を振り返っていかがでしたか。
「結果を出せなかったことは非常に残念だと。ただ組み合わせもあって、1回戦から優勝候補に当たる部員も多かったり恵まれてなかったところもあります。ただ強い選手は最終的にどんどん勝ち上がっていかなければならないんで、うちの選手はそこの準備が足りなかったと思っています」
――練習ではどのような取り組みを今大会に向けてしてきましたか。
「ここの大会に向けてというよりは、もうとにかく今は練習内容を見直していて。スパーリングを20本で、そこの中にグラウンドを含むとかで。とにかく従来より過負荷のトレーニングをこなしてきました。また安西トレーナーのトレーニングもつけたりとか。トレーニングの負荷の数値も少し上がってきていたので、筋力的にも上がってきたと思っていました。ただやっぱり結果出せないっていうことについては見直さなきゃいけないです」
菊地
――今大会を振り返っていかがですか。
「今大会はいいところがあまり出せなくて。3位決定戦の相手に関しては、もう組み合ったときにちょっと相手の力が強いなって正直思ってしまって。そのままずるずる負けてしまったなと思ってます」
――今大会を振り返って良かったところと悪かったところ教えて下さい。
「良かったところは特にないっすね。で悪かったところは、ちょっと気持ちの要素が出てしまったところと、筋力不足が自分ではっきりと分かったので、しっかり筋トレをすることで相手との差を埋めたいなと思います」
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