
0.16秒差、表彰台を逃す/全関東学生ダートトライアル選手権
「雨の影響は確かにあった」(天野主将)と、前半は各校タイムが伸び悩んでいた。その中でも細谷(情コミ4)は個人で2位の好タイムで走り抜けた。前半終了時には総合で3位と表彰台に手がかかっていた。空が晴れ、路面が乾いて走りやすくなった後半に他校は実力を存分に発揮した。石渡(商4)、天野、細谷、皆1走目よりタイムを伸ばすが、他校は1走目より5秒前後もタイムを伸ばし、1分30秒台後半という驚きのタイムを連発する。その結果、本学の順位は4位に落ちてしまった。天野主将は「強豪校に勝つには技術が足りなかった。練習不足」と、あと少しのところで表彰台を逃してしまったという結果を謙虚に受け止めた。
3位との差はわずか0.16秒。本学の選手たちの走りは表彰台に載る資格は十分にある。次の大会こそは台の上に選手たちの姿が見られることだろう。
☆結果を振り返って☆
宮鍋監督
「コースが広くないので、スピードを上げすぎるとコースに乗り上げてしまう。そうなると車が故障して、リタイアということもある。まず完走だと思っていたので全員完走できたのはよかった」。
天野主将
「使おうと思っていた車が1週間前に故障してしまったが、新たに作った車の調子はよかった。アクセルはかなり踏めていたと思う。全日本に向けて頑張りたい」。
石渡
「雨の後だったが、予想していた最悪のコンディションよりは路面の状態は良かった。(2本目は)ミスをカバーしようとしていたが失敗してしまい、タイムが伸びなかった。後の2人が良いタイムを出していたのでもう少しがんばりたかった。練習が足りていない部分もあるので、その2人に追いつくように練習を積んで全日本に臨みたい」。
細谷
「今回は練習不足だった。ただ、車には努力の結果が出ていたから、全日本に向けて練習すれば変わると思う」。
荒木(情コミ3)
「雨での練習はやっていなかったうえ、ダートは初だったので難しかった。試合前の調子はそこそこだったが、やはり練習不足の部分もあったので、もっと練習して次に臨みたい」。
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