
ルーキーの台頭/東日本大学選手権
5月5日、第41回東日本大学空手道選手権大会が日本武道館で行なわれた。結果は、女子は愛知大・東洋大・桜美林大戦と順調に勝ち進んだが、準々決勝で昨年準優勝の国士大に完敗し、ベスト8に終わった。
一方、男子は一回戦の芝浦工大戦で先鋒の丸子(政経4)が敗れ、続く次峰の高瀬(文3・写真)も反則負けを喫し、序盤から苦しい展開となる。しかし、その後中堅の稲(法1)と副将の浦野(農1)のルーキーコンビが連勝。大将の宮崎も実力を見せつけ勝利し、二回戦進出を決める。続く2回戦の大正大戦は1回戦と同じく先鋒・次峰が次々に敗れ、苦戦を強いられるが、そこでまたもルーキーコンビの奮闘が光った。まずは稲が試合時間残り10秒で決心の右回し蹴りを決め、土壇場で引き分けに持ち込み、踏み留まる。続く浦野も得意の上段突きを繰り出し、勝敗を分ける。しかし、最後に宮崎が惜敗。くしくも2回戦敗退という結果に終わった。
男子は今年、昨年の主力だった選手が大幅に卒業、戦力ダウンの不安があった。しかし、今大会でルーキーの稲と浦野が期待以上のめざましい活躍を見せたことでその不安も解消された。まだまだ伸び盛りのルーキー達。今後の大会ではさらなる活躍が見れそうだ。
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