
法大に0―0で引き分ける/関東大学1部リーグ戦
前半、互いに攻め切れず一進一退の攻防が続く。藤田主将(法4)のクロスや、今季初スタメン丸山(法1)のフリーキックからチャンスをつくる本学。得点こそならなかったものの、安定した守備でリズムをつくり0―0で前半を折り返した。
後半に入り、徐々に本学らしさが見え始める。相手コーナーキックからボールがこぼれあわや失点という場面。藤田主将が体を張りさらに丸山の的確なクリアで難を逃れると、ここから本学の攻撃が目立ち始める。中盤でパスを受けた増田(商4)が反転して相手をかわし、ゴール前にボールを入れる。最後は杉本(商4)がシュートを打つが、惜しくもキーパーに阻まれる。さらに終了間際には丸山のコーナーキックからゴール前で混戦になり、こぼれたところを橋本(政経4)が足を延ばす。それでもわずかに及ばず、ゴール横をかすめていった。最後まで攻めた本学だが、このまま0―0で試合を終えた。
2戦連続のスコアレスドロー。しかし一時は6失点を許したディフェンス面もその課題を克服し「安定した守備がずっとできている」(神川監督)と、内容は確実に進歩している。最終節の早大戦は集中応援日でもあり、「絶対に勝ちたい」(杉本)と選手たちも気合いが入る。今必要なのは決定力。十分な準備と強い気持ちで挑めば、明治らしいサッカーでの勝利がつかめるはずだ。
☆試合後のコメント☆
・神川監督
「セットプレーからの失点もなく、だいぶ守れるようになった。点を取ってくれる選手がいないから勝ち切れない。次節までにゴール前の練習をしていかなければいけない。集中応援日では負けたことはない。思いっ切りやるだけ」。
・藤田主将
「チャンスを決められなかった。だけど攻撃は持っていけるところは持っていけてるし、ディフェンスも体張ったり基本はしっかりできている。次節に向けてまた1週間いい練習して、良いコンディションでやれるようにする」。
・橋本
「点を入れて勝ちたかったが、決め切れなかった。後半は相手に勢いがなく思い切ってできた。内容は悪くないから、あとは結果にこだわりたい」。
・杉本
「ディフェンス面は”全員守備”ができていると思うし、良くなってきている。課題は攻撃。サイドを崩してもそのあとができていないので、もっとゴール前で貪欲にゴールを狙っていきたい。次節は前期最終節で集中応援日でもあるので、絶対勝ちたい」。
関連記事
RELATED ENTRIES