
87キロ級・岩井 明大勢として大会初制覇/全日本大学グレコローマン選手権
10月23、24日に駒沢屋内球技場にて開催された全日本大学グレコローマン選手権。明大から7人が出場する中、87キロ級に出場した岩井知史(文4=前橋西)が躍進し優勝。明大勢として初めての快挙を達成した。
◆10・23~24 全日本大学グレコローマン選手権(駒沢屋内球技場)
▼60キロ級
國年――予選敗退
▼63キロ級
遠藤――予選敗退
▼67キロ級
三島――準々決勝敗退
▼77キロ級
加藤――1回戦敗退
▼82キロ級
森――4位
▼87キロ級
岩井――1位
▼97キロ級
菊地――8位
準決勝へ駒を進めた岩井は、決勝進出を懸けて権田龍(周南公大)と対峙(たいじ)した。先に1点奪われ、バーテレポジションから持ち上げられるも耐え続ける。その中でも攻撃の機会をうかがう岩井はスキを突き、4点技を決め形勢逆転。そのまま相手の両肩をマットに付けてフォール勝ちを果たし、2位以上を確定させた。
そして決勝の相手は全日本学生選手権(インカレ)王者・磯江大成(日体大)。開始1分28秒にパッシブで1点、その20秒後にローリングで2点追加した。そのまま第1Pが終了し迎えた勝負の第2P。パッシブで1点譲るも、2点技を決め突き放す。その後猛攻でバックを取られるもしのぎ、そのまま試合終了のブザーが。優勝の瞬間、力強いガッツポーズをしてみせた。
最終学年の今年度。同階級で3位だったインカレのリベンジを果たし、見事頂点に立った。11月には大阪府で内閣総理大臣杯が控える。岩井の優勝でチーム全体も波に乗れるか注目だ。
[末吉祐貴]
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