2008年関東トーナメント直前特集

 ついに5月26日から始まる関東トーナメント。本学は28日に初戦を迎えることとなった。関東に集結した数々の強豪校相手に、明治はどこまで勝ち上がっていくのか!?前期最注目の大会である関東トーナメントの見どころ、注目選手、試合日程などを一挙に紹介!ぜひ会場に応援に行こう!

第57回 関東大学バスケットボール選手権大会 ブロック組み合わせ

<会場>
①代々木第二体育館
JR山手線 原宿駅下車 徒歩5分
 東京メトロ千代田線 明治神宮前駅下車 徒歩5分 
②駒沢屋内球技場a.bコート
 東急田園都市線「駒沢大学駅」下車 徒歩15分  

☆トーナメント展望☆

 昨年度、インカレでベスト8になり、オールジャパン進出を8年ぶりに決めた本学。リーグ戦においても、関東トーナメントで1部校を下し、2部校でありながら優勝した大東大など強豪ひしめく2部で3位に付けた。

 昨年度の関東トーナメントで本学は、格下である関東学大にまさかの敗戦。外国人選手を擁する相手とはいえ、無念の結果に終わった。さらに今年はオフェンスの要であった4年生も引退し、不安要素も増えるかのように思われる。故に、3年生や下級生の成長が勝敗のカギとなってくる。

 飯沼(文3)や金丸(英・政経3)、戸塚(営3)など、190cmを超える選手に加え、金丸(晃・政経2)のシュート力が本学のオフェンスを磐石(ばんじゃく)にしている。さらに、本年度主将の伊与田(政経4)や新人戦で活躍した川崎(政経3)、岩澤(政経3)などの献身的な動きでディフェンス面も安定してきている。1年生も実力はまだまだ未知数だが、京王電鉄杯ではそのポテンシャルの高さが見られた。

 初戦の相手は立大だが、順当に行けば2回戦で中大とあたる。昨年のリーグ戦でもひときわ輝く成績を残している中大。1部に昇格し、まさにこれからといった中大相手に本学はどこまで戦えるのか。だが、どのような相手でも、もちろん気は抜けない。今年の本学はどこまで昇り詰めることができるのか。ぜひとも会場で選手たちの勢いを感じてほしい。

☆塚本ヘッドコーチコメント☆

 「今年は2月からトレーニングを重ね、体づくりを強化してきた。その成果が現れてくる時期なので、関東トーナメントでは選手たちの伸びを期待したい。メンタル面では、昨年は(試合会場となる)代々木第二体育館でシュートが入らなくなるということあったが、気持ちで折れないようにしていきたい。6~8月で調子が上がれば、リーグ戦にもつながる。とにかく選手たちには、一人一人が負けない気持ちで頑張ってほしい」。

☆スターティングメンバー予想☆

伊与田主将(政経4)・ガード
 昨年からエースガードとして本学のゲームをリードしてきた伊与田主将。小柄ながらも、速さを生かしたドリブルや鋭いパスで相手を圧倒する。体格差を物ともしない気迫のディフェンスも必見。最後の関東トーナメント、主将としてチームを勝利へ導く。

金丸(英・商3)・パワーフォワード
 ゴール下の要・金丸(英)。リバウンド、ディフェンスともに気迫のこもったプレーで相手の勢いを封じる。トレーニングでさらに強化されたジャンプやオフェンス力を武器に、チームのプレーに貢献する。
川崎(政経3)・シューティングガード
 冷静・的確にゲームを動かす川崎。アウトサイドからの得点力も光る。要所で見事に決まる3Pシュートは必見。試合の流れを引き寄せ、本学を勢いづける。川崎の活躍がチーム躍進のカギとなる!
金丸(晃・政経2)・シューティングガード
 2年生にしてすでに本学のエース・金丸(晃)。卓越したシュートセンスでゴールを狙い、抜群の得点力を誇る。ガードとしての活躍にも注目だ。昨年本学のゲームを大いに沸かせた黄金ルーキーに、今年も期待が懸かる。
田村(政経1)・パワーフォワード
 高身長を生かした、力強いインサイドシュートやリバウンド。一方で、器用にこなすアシストやアウトサイドの攻撃。1年生ながらさまざまな場面での活躍が期待される田村。高校バスケを制した大型ルーキーが、大学の強豪に果敢に挑む!