
帝京大に悔しさ残る敗北/関東大学ジュニア選手権
◆10・27 関東大学ジュニア選手権(帝京大百草グラウンド)
▼対帝京大戦
明大28{21―14、7―31}45帝京大〇
関東大学ジュニア選手権(ジュニア戦)最終戦が帝京大百草グラウンドで行われた。全勝中の明大と1敗の帝京大は一進一退の攻防を繰り返し、前半終了間際のトライで21―14とリードして折り返す。しかし、後半は明大のペースに持ち込めず、1トライに抑えられ28―45で悔しさの残る敗北となった。
前半開始3分、帝京大が先制トライを決める。9分には明大もトライのチャンスを作るが決め切れない。しかし、その直後にコート中央からボールを受けた左ウイング坂本公平(情コミ4=東福岡)が大きくゲインし、最後はスクラムハーフ田中景翔(文2=常翔学園)が走り切りトライ。「ブラインドのところを狙っていたが、右フランカー(大川)虎拓郎(法2=東福岡)が持ち出してくれたので、空いたところをブロードでサポートにつき最後はトライを取り切れた」(田中景)。坂本はコンバージョンキックも決め、7―7と同点に追いつく。14分には帝京大が再度トライを決めたが、明大も敵陣20メートルライン付近で左に展開していき、左センター蓬田雄(政経3=流経大柏)がグラウンディング。両校リードを譲らず一進一退の展開となった。その均衡を破ったのは38分。敵陣左ゴールライン付近でモールを形成すると、スタンドオフ伊藤利江人(商2=報徳学園)が右サイドへロングキックでボールを送り、坂本がインゴールへ。前半終了間際で7点のリードをつけ試合を折り返した。
後半も序盤から帝京大の猛攻が続き、後半2分、11分、20分に連続トライを献上。21―33で逆転を許す。25分には、敵陣深くでのマイボールラインアウトを起点にトライを狙うが、得点につながらない。「1対1のディフェンスで前に出られているという前半の課題は、後半で修正できたところもあったが改善しきれなかった」(物部耀大朗・商2=中部大春日丘)。その後、明大が2つのシンビンを受けて、13人対15人と数的不利な展開に追い込まれる。「後半ずっと自陣でのプレーでペナルティーを重ねてしまい、 我慢しないといけないところで我慢できなくて自滅してしまった」(大川)。ラストワンプレーで雰囲気を変えて試合を終えたい明大は後半48分、右ウイング山村和也(商3=報徳学園)が右サイド付近にトライを決め、後半初得点を挙げる。しかし、後半終了間際に帝京大に追加トライを奪われ、最終スコア28―45で試合終了となった。
ジュニア戦初黒星となった今試合。「個人の強さや敵陣でプレーして自分たちのアタックができた時は、勢いもあって前に出られたが、ミスや敵陣に行けなかったことに苦しんだ」(ナンバーエイト中村つぐ希・営1=目黒学院)。ジュニア戦初スタメンのフッカー高比良恭介(政経1=東福岡)は「今までやってきた相手に比べて、ヒットのスピードや相手のまとまりに圧力を感じた」と語り、強豪・帝京大との今一戦は彼らをさらに強くさせたに違いない。次戦は順位決定戦が予定されている。気持ちを一つにジュニア戦優勝に向けて大一番に挑む。
[岩本文乃]
試合後のコメント
高比良
――試合前にチームで共有していたことや試合のテーマを教えてください。
「スクラムでは引かないというか、強い気持ち持ってやりたいというのと、ボールキャリーではゲインを切るところを意識しました」
物部
――ご自身の良かった点を教えてください。
「ディフェンスで前に出て肩当たれていたので、継続してもっと体を張り前でキャリーして、タックルできるように頑張っていきたいです」
大川
――前半のディフェンスについていかがですか。
「前半は良かったかなと思いますが、切り取ってみると要所要所で食い込まれてたところがあり、小さなところから今日のゲームでは崩されたので、そのようなところは帝京大以上にこだわっていきたいと思います」
中村
――次戦への意気込みをお願いします。
「まだあと1ヶ月あるので、まずジュニアのスタートをキープし続ける。Aチームに上がれたら1番ベストですけど、このジュニアが今年思い入れのあるチームなので、ジュニアで優勝できるように、負けた相手をもう1回ここで倒しに行きたいと思います」
田中景
――ご自身の良かった点を教えてください。
「トライの部分と、テンポよくボールを出せていた部分です。そこでいいアタックの流れを作れていたところがあったので、そこをもっと継続して次の試合でもやっていきたいと思います」
蓬田
――試合前にチームで共有していたことや試合のテーマを教えてください。
「帝京はボール持ってない時の動きや、こぼれ球の反応を徹底してるチームなので、そこを明治も負けないように意識するように声をかけていました」
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