観客1000人を超えるゲーム 東海大に及ばず/関東大学1部リーグ戦

 リーグ戦も今試合含めて残り4試合。大学日本代表クラスの選手が多く所属する東海大と対戦。高精度の3Pシュートと速攻、スキのないオフェンスに苦しんだ。首位との決戦は12点差で落とした。

◆8・24~11・3 第100回関東大学1部リーグ戦(白鷗大大行寺キャンパス他)

▼10・27 対東海大戦(東海大湘南キャンパス)明大54{1215、1922、10-14、13-15}66東海大○

 スターターは、PG森田稀羅(営2=北陸学院)、PG平松克樹(情コミ4=福岡大大濠)、SG越田大翔(政経4=仙台大明成)、PF伊藤治輝(政経4=桐光学園)、PF小河原幹太(営4=八千代松陰)

 リーグ首位を走り、轟琉維やハーパージャン・ローレンスジュニアら強力ガード陣を擁する東海大と対戦した。試合は前半、我慢の時間が続いた。「自分たちがスカウティングしてきたものに対して、裏の動きをしてきたり頭を使ってやってくる選手たちが多い」(平松)と、序盤から速攻を展開される。しかし明大もメンバーを積極的に入れ替えながら、内外バランスよく攻めることで点差を抑えられた。前半は31―37で折り返す。

 なんとか食らいつきたい後半。今試合チームハイの16得点9リバウンドをあげた塚田大聖(政経2=土浦日大)を中心に、ゴール下で奮闘する。伊藤、SF武藤俊太朗(政経2=開志国際)らもうまく連携して得点を重ね、相手にランを許さなかった。しかし、この日31本放った3Pシュートは成功率約25パーセントとやや伸び悩む。相手の背中を捉え切れず、54―66で敗戦となった。

 東海大のホームゲームということで、会場には1000人を超える観客が来場した。「自分たちが経験したことないぐらいのお客さんが来て、いい環境で試合ができたことはすごく楽しかった。それでも勝ち切ることを目標にしていたので悔しい」(平松)と悔しさもにじませた。2カ月超に及ぶリーグ戦も残すところ3試合。全日本学生選手権(インカレ)に向けて、いい感触をつかみたい。

[橋本太陽]

試合後のコメント

平松

――チームの状態はいかがですか。

 「今は入替戦(のボーダーライン)の2個上、ギリギリの状態にあるので、いい緊張感を持ちながらチームでやっています」