
攻守がかみ合わず 順大に敗北/関東大学女子2部リーグAブロック
アウェー戦となった順大との2次戦。立ち上がりでつまずき、第1Qから大きく点差を広げられてしまう。第2Qでは追い上げを見せるも、後半にうまくつなげることはできなかった。点差を縮められず、35点差で大敗を喫した。
◆9・4~10・27 第74回関東大学女子2部リーグAブロック(東町スポーツセンター他)
▼10・26 対順大戦(順大さくらキャンパス)
明大48{5-21、28-23、4-20、11-19}83順大〇
スターターは、PG新林未悠主将(理工4=湯沢翔北)、PF山本涼菜(文4=浜松開誠館)、SF神山南帆(文3=白鴎大足利)、CF後藤葉の佳(理工3=鵠沼)、PG萩原加奈(文2=浜松開誠館)。
「最初から相手の流れの試合になってしまって、向こうのやりたいバスケをやらせてしまった」(尾花心優・政経1=下妻第一)と、明大は出だしからリズムをつかめなかった。開始3分で新林の3Pシュートが決まるが、その後はシュートを決め切ることができず、リバウンドも相手に競り負ける場面が多く見られた。第1Qは終始順大に押される形で終わった。第2Qでは序盤から萩原のミドルや3Pシュートが決まり、オフェンスに光が見え始める。後藤や尾崎理咲(理工2=東京成徳)を中心にリバウンドやディフェンスでも流れに乗る場面が増えた。追い上げを見せた明大が点差を11点にまで縮めて前半を終えた。
しかし第3Qでは再び苦しい展開となる。攻守がかみ合わず、順大に流れを完全に握られてしまう。連携が乱れる場面も増え、ターンオーバーを繰り返し許してしまった。27点差まで広げられ、第4Qへ。尾崎と新林の3Pシュートが決まり、一矢報いる。中植のん(理工1=鵠沼)や津金玲菜(政経1=国府台女学院)などルーキーも体を張ったディフェンスで最後まで奮闘したが、前半からの点差を縮めることはできずに敗北を喫した。
明日がリーグ最終戦となる。「どうしても試合の入りが悪いのが課題。今日のように入ってしまったら明日も負けてしまうので、切り替えてスタートから自分たちのプレーが出せるようにしたい」(尾崎)。今日の敗戦を生かし、リーグ最終戦を白星で終えられるか。
[春田麻衣]
試合後のコメント
尾崎
――本日の試合を振り返ってください。
「入りから相手のペースで進んでしまって、流れが悪かったです。第2Qでは立て直しましたが、第3Qでまた同じように相手のペースになって点差を付けられて試合が決まってしまいました」
――明日の試合ではどのようなことを頑張りたいですか。
「留学生がいて得点源になると思うので、そこを自分が頑張って抑えることと、オフェンスでも体を張ったプレーをしたいです」
尾花
――第2Qに入る前、チームで改善点についてどのような話をしましたか。
「まずパスミスをなくすことと、リバウンドをもっと取りにいこうということ、オフェンスで動きを作ろうということを話しました」
――今日の敗戦を踏まえて、共栄大との最終戦はどのように戦いたいですか。
「あと一戦なので切り替えて、今日駄目だったところは明日できるように、明治のバスケができるようにしたいです」
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