
今季初スコアレスドロー 国士大相手に得点奪えず/関東大学1部リーグ戦
第18節は、前回対戦で7-1と大勝した国士大と対戦。試合は両者一歩も譲らず、お互いに得点を許さない形で試合終了。2位の筑波大も引き分けたことにより、得失点差で上回り首位はキープとなった。

「相手を圧倒して何もさせないっていうところを狙いとして(試合に)入った」(常盤)。国士大は対戦時10位と下位に沈み、明大が有利な試合運びを見せると思われた。しかし、前半が開始すると目立ったチャンスは常盤のミドルシュートがポストに弾かれたシーンのみ。「自分たちの力が引き出せないところが今年のチームの課題」(栗田大輔監督)。前半は相手にボールを握られる時間が続いた。

後半は「フリーマン」(栗田監督)の役割として起用された中村がサイドで躍動。チャンスを何度もつくり出すが、得点まで至らず時間が経過する。58分に近野、88分にトップチーム初出場の前田と前線の選手を続々と投入。「自分の特徴はやはり得点力で、どんなパターンからも点を決められる」(前田)。攻撃陣の交代で流れをつかむも、ゴールは遠く。試合は0-0で今季初のスコアレスドローとなった。

「筑波大が東洋大に引き分けたこともあり、首位はキープ。しかし、追われる身としては「圧倒的不利な首位」(栗田監督)と評した。「とにかく圧倒して明治らしいサッカーで勝ちたい」(上林)。残りは4節。「全部勝てば優勝。突っ走っていきたい」(常盤)。次節は中大戦、優勝に向けて勝ち以外は許されない。
[岩田英佑]
https://meisupo.net/special/33497/

関連記事
RELATED ENTRIES