流経大にまさかの6失点/関東大学1部リーグ戦

1999.01.01
 前節、逆転負けを許した本学は、今季好調の流経大との一戦を迎えた。小雨が降るコンディションの中、果敢にゴールを狙ったが、今季最多失点を許し1-6というまさかの大敗に終わった。

 前半早々本学は鈴木(智・農4)のフリーでのシュートなどで攻撃のリズムをつかむが、決定力に欠けゴールを奪うことができなかった。ゲームの主導権を握りかけながらも、前半15分に左サイドからのクロスをヘディングで合わされて失点。この失点から完全に流れを失い、ハーフタイムまでに立て続けに3ゴールを決められた。

 後半に入り本学は山本(政経2)を投入し反撃を試みるが、後半11分にまたを抜かれるスルーパスからゴールを許し、また15分にはキーパーのこぼれ球を決め
られ6失点目。試合を決定付けられた。この後、本学は25分に増田(商4)がゴールを決めるなど、攻めの姿勢を貫いたが、これ以上点差が縮まることはなかった。

 前期リーグ戦も終盤に突入したが、いまだ9位と本来の力が出せていない本学。「1つ1つのプレーに対する気持ちが弱かった」(増田)と選手も語るように、今後は技術の上達だけでなくメンタル面の強化も重要となってくる。今季好調を維持しているとはいえ、ここ数年相性が良かった流経大に喫した大敗は、今後の本学にどのような影響を与えるのか注目したい。

試合後のコメント
藤田主将

「自分のサッカー人生で最大の失点、悪い意味で印象に残る試合だった。相手の
研究と実力が上回ったことが分からされる結果となってしまった。1対1で負け
ないことの重要性を感じさせられた」。

増田
「失点シーンではマークが弱かったなどの反省もあるが、戦術以上に気持ちの問
題が大きいと感じた。練習のときから一つ一つのプレーに対する気持ちや意識を
高めていきたい」。


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6月1日(日)に行われる前期最終節・対早大は、集中応援日となっています。無料招待試合ですので、ぜひ会場に足を運んで戦う明大イレブンを応援しましょう!

日時:6月1日(日)13時50分キックオフ
場所:国立科学スポーツセンター西が丘サッカー競技場(都営三田線「本蓮沼」駅から徒歩15分)

詳しくは明大サッカー部のHPをご覧ください。